昔から「カップラーメン=太る」と思っていました。
でも、最近はノンフライ麺といったヘルシーな商品があるので、実際はそんなに太らないのかもしれません。
「カップ麺で痩せた」という話も耳にします。
カップラーメンは本当に太るのでしょうか?太るのならその理由はなんでしょう。
また、ダイエット中のおすすめ食べ方についても紹介しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
カップラーメンは太るのか?それとも痩せる?
カップラーメンは太りやすい食べ物ですが、カップラーメンだけが原因で「太る」ということはありません。
たとえば、代表的なカップヌードルのカロリーは351kcal。糖質は45g、脂質15gとなっています。
カロリーだけをみるとすれば、1食分の目安600kcalを超えないことになるんです。
しかし「カップラーメンとご飯のどっちが太るのか」を比べると、結果的には、カップラーメンの方が太りやすいといえます。
おにぎりの1個のカロリーは約179kcal、糖質は約35g。
カップラーメンのカロリーはおにぎり2個分ほどで、糖質もカップラーメンのほうが多いんです。
このことから、カップラーメン単体のカロリーは低いけれど、他の主食と比べると太りやすい食べ物だということが分かりますね。
以下から、さらにカップラーメンが太る理由を説明します。
カップラーメンで太る理由
まず、カップラーメンは糖質と脂肪の塊なんです。
「糖質×脂肪」の組み合わせは最も太りやすいといわれています。
また、カップラーメンを食べる時、おにぎりや小さめのお弁当など別の炭水化物と食べていませんか?
カップラーメンの原材料は小麦粉なので、他の糖質と合わせることで血糖値の急上昇を引き起こします。
すると、その上昇した血糖値を下げるためにインスリンが分泌されるのですが、このインスリンには「余ってしまった糖を体脂肪に変える働き」があるのです。
そして、見逃しがちなのがカップラーメンを食べる時間帯です。
小腹が空いたときや、夜食にカップラーメンを食べてしまう人も多いのではないでしょうか。
人の体には「脂肪をため込みやすい時間・ため込みにくい時間」があります。
そのメカニズムには『ビーマルワン』というエネルギーを脂肪として体に蓄えようとする働きを持つタンパク質の一種が大きく関わっているのです。
『ビーマルワン』は午後10時~午前2時に増加する性質があります。
逆に、午後3時に最低値となるのです。
そのため、夜食としてカップラーメンを食べてしまうと、エネルギーも消費できないばかりか、ビーマルワンにより脂肪をため込んでしまいます。
そして、カップラーメンのスープを飲み干してしまうのも太る原因です。
カップラーメンのスープには約5g~6gの塩分が含まれています。
塩分の高いスープを飲み干してしまうと、体内の塩分を一定に保つため水分を蓄えようとしてしまうんです。
結果、むくみや便秘を引き起こし、体重増加の原因になってしまうのです。
カップラーメンで痩せたのはどうして?
「3食すべてカップラーメンを20日以上続けた結果、20kg痩せた」と、痩せた人もいます。
しかし、痩せた原因は栄養不足になったから。
健康的に痩せたわけではないので、カップラーメンを毎日食べたからといって脂肪が減るわけではありません。
ダイエット中でも大丈夫!カップラーメンのおすすめの食べ方
ダイエット中におすすめのカップラーメンは、
・こんにゃく麺
・低糖質のカップラーメン
・200kcal以下のカップラーメン
などです。
最近では、ダイエット向けの商品が多く発売されていますね。
また、食べる時間は遅くともお昼の午後4時までにし、スープは飲まないようにしましょう。
そして、代謝を良くするために野菜や海藻類・煮卵などのビタミンやミネラルをしっかり摂ることをおすすめします。
カップラーメンは太るのか? まとめ
「カップラーメンは太るのか」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・太る原因は「糖質×脂質の組み合わせだから」「他の主食も追加してしまっている」「食べる時間帯」「塩分によるむくみ」
・カップラーメンで痩せても、脂肪が減ったわけではない可能性大
・ダイエット中はノンフライ麺や、低糖質の商品を選ぼう
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