夏のさっぱりとした飲み物といえば、しそジュースです。
子どもの頃、おばあちゃんが毎年つくってくれました。
学校から帰ってしそジュースがあると、とっても嬉しかったのをおぼえています。
今は自分で作るようになったのですが、日持ちがいまいち分からないんですよね。
そこで今回は、しそジュースの日持ちについて詳しく調べてみました。
また、いれる材料や作り方によって賞味期限に違いがあるのかもお話しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
手作り紫蘇ジュースの日持ちはどれくらい?
手作りしそジュースの日持ちは、冷蔵で6ヶ月ほどです。
常温保存では10日~2週間ほど保存できますが、白カビが発生しにくい20℃以下の冷暗所に置くことが条件となります。
上記は「しっかりと甘いしそジュース」で、菌が繁殖しないよう容器を煮沸消毒した場合の目安です。
砂糖ひかえめや無しにすると防腐効果が期待できないので、日持ちはもっと短くなり冷蔵でも約3ヶ月、常温での保存は難しくなります。
そして冷凍では、砂糖の量に関係なく約1年は保存ができます。
凍らせるとその時点で菌の繁殖がストップするからです。
また、リンゴ酢を加えた場合ですが酢の抗菌作用がありますから、賞味期限もレモン汁やクエン酸入りのものと変わりません。
シソジュースの保存方法について
日持ちするしそジュースの保存方法は、冷蔵と冷凍の2パターンなります。
冷蔵保存する際の日持ちさせるポイントは、蓋の付いた密封容器を煮沸消毒すること。
保存瓶など熱に強い容器にしましょう。
また、しそジュースを入れる前はよく乾かして、水滴が残らないようにすることもポイントです。
冷凍保存では冷凍出来る容器か、製氷皿もしくはジップロックなどの密封袋を使います。
何度も冷凍と解凍を繰り返すと味が落ちてしまうので、飲む分量だけ解凍できる製氷皿か袋での保存がおすすめです。
解凍する際は、冷蔵庫での自然解凍となります。
シソジュースが腐るとどうなる?
しそジュースが腐ると、「白カビが生える」「臭いが変わる」といった変化があります。
カビが生えていたり臭いが変わったということは、菌が繁殖しているでもったいないですが捨てたほうが良いでしょう。
また、しそジュースの保存環境によって二酸化炭素が発生し、炭酸のように発酵することがあります。
その場合でも基本的に飲むことはできますが、酸っぱさが増しているようならどんな菌が繁殖しているのか分からないので、飲むのはやめたほうがいいですね。
シソジュースの効能を紹介
しそジュースには、
・美容効果
・ダイエット効果
といった効果効能があります。
【食欲増進効果】
しそジュースの香りには、ぺリアルデヒドという成分がふくまれています。
ぺリアルデヒドは消化機能を整え、クエン酸や酢が胃液や唾液を多く分泌させ、食欲を増進させます。
【美容効果】
しそに含まれるベータカロテンは、強い抗酸化作用を持っています。
髪や肌の美しさを保つには欠かせない成分です。
【ダイエット効果】
しそに含まれるポリフェノールの一種であるロスマリン酸には、血中に過剰な糖が増えないようにする働きがあります。
急激な血糖値上昇をおさえ、体に脂肪を溜め込みにくい状態を作り出すので、肥満の予防が期待できます。
シソジュースの日持ちは? まとめ
今回はしそジュースの日持ちについてお話しました。
ポイントをまとめます。
・砂糖が控えめだったり入っていない場合は、もっと短く冷蔵で3ヶ月、常温での保存は難しい
・日持ちするしそジュースの保存方法は「冷蔵」もしくは「冷凍」
・しそジュースが腐ると白カビが生えたり、臭いに変化がある
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