甘酢漬けは甘くて酸っぱい、ご飯にぴったりのお漬物ですよね。
私も最近は大根・きゅうり・白菜を買い込んで、甘酢漬けを頻繁に作っています。野菜嫌いな娘もモリモリ食べてくれるので、とっても嬉しいです。
そんな甘酢漬けですが、一度で大量に作れてしまいますよね。
「何日で食べきれるかな…」なんて思いながら、いつも完成品を見ています。
酢を使っているので長持ちしそうとは思うのですが、実際の賞味期限はどれくらいなんでしょうか。
甘酢漬けはどれくらい日持ちする ?
甘酢漬けはどれくらい日持ちするんでしょうか。
冷蔵庫で保管した場合の賞味期限をまとめてみました。
3日程度……トマト(ミニトマト)
7日程度 …… 大根・かぶ
10日程度 …… 人参
2週間程度 …… 玉ねぎ
3か月程度 …… みょうが
1年程度 …… 新生姜
最も短いのがトマトの3日間で、最も長いのが新生姜の1年という結果になりました。
こうやって見ると水分が多い野菜ほど、保存できる期間が短いですね!
上記はあくまで目安です。大根の甘酢漬けの作り方ひとつとっても容器の殺菌が不十分で1週間で駄目になる場合もあれば、2週間ほど持つ時もありますのでご了承ください。
甘酢漬けが日持ちする理由
甘酢漬けは『酢』を使っているので日持ちしやすいんです。
酢には殺菌効果があり、微生物のたんぱく質を変性させる特徴を持っています。ですから、酢に野菜をつけておけば腐敗菌の増殖を抑制できるというわけなんです。
また砂糖や塩も保存食によく使われる調味料ですよね。
微生物の水分を奪う効果があり、こちらも増殖を防ぐので、カビや腐敗の進行がストップします。
酢・砂糖・塩。保存食によく使われる調味料ばかりですから、甘酢漬けは日持ちするんですね。
甘酢漬けをより長持ちさせる方法について
甘酢漬けをより長持ちさせるには保存容器の煮沸消毒を行いましょう。
煮沸消毒によって、 菌が繁殖しにくい環境を作ることができます。
酢にしっかりと野菜が浸かっている事もポイント!
酢は殺菌効果があり微生物の増殖を防ぐ効果があるので、殺菌の恩恵を受けられるよう野菜全体をしっかりと液に漬けましょう。
また、酢液に浸っていない場所は干からびてしまいます。
※甘酢漬けは冷凍できる?
甘酢漬けを大量に作ってしまうと、どうしても食べきれない!って時がありますよね。
そんな時は冷凍保存です。甘酢漬けは冷凍できます。
小分けにしてジップロックに入れ凍らせます。解凍する時は常温もしくは冷蔵庫での自然解凍OKです。
ただし風味や味は冷凍する前よりも劣ってしまいますので、やはり賞味期限内に食べきりたいものですね。
甘酢漬けが腐るとどうなる?
甘酢漬けが腐ると
- 色
- 臭い
- 見た目
に変化が出てきます。酢を使っているので臭いの見分けが難しいと想うかもしれませんが、明らかに酢の臭いとは違った腐敗臭がします。
見た目も液の色が濁り、野菜もヌルヌルとするんです。
よく観察すると「あぁこれはヤバそうだな…」って分かります。
また酸味が強くなり過ぎている場合も、腐るギリギリ手前かすでに腐っていることが多いです。
食べたくない!と感じたら、勿体ないですが処分をおすすめします。
甘酢漬けを美味しく食べよう
甘酢漬けの日持ちについてまとめてきました。
3日から1年程度まで、野菜によって賞味期限の違いがありましたね。
大量に作ることが多い甘酢漬けですが「これはいつまで持つかな?」と計算しながら作ると良いかもしれませんね。
野菜が手軽に食べられる甘酢漬け。日持ちを考えながら楽しみましょう。