今回は大葉の食べ過ぎによる影響についてお伝えしていきます。
大葉のさわやかな風味はメイン料理にも大活躍。
料理に使えばさっぱりとした仕上がりになりますし、お皿の彩りにも重宝しますよね。
・1日にどれくらい食べるのが理想的?
・嬉しい大葉の効能
使い勝手がいい分、つい沢山食べてしまう人も多いのではないでしょうか?
食べ過ぎて体に影響が出ないか心配に感じている人は、ぜひ記事をチェックしてみてくださいね。
大葉を食べ過ぎるとどうなる?
2023年現在、大葉で重篤な症状が発生した例はありません。
私がよく利用するスーパーでは10枚セットで売られています。これを1日に一人で食べ切ったとしても、体調に大きな変化は出ないと言えるでしょう。
ただ、これはあくまでも大葉単体の話。
サラダとして食べる時、たくさんドレッシングをかければ塩分過多になります。大葉の天ぷらも一度に大量に食べれば胸焼けが起きるので注意しましょう。
私も消費しようと集中して食べた時期がありました。
あくまでも個人の意見ですが少量では気にならないのですが、サラダでたくさん食べていると大葉の食感が気になってきます。
大葉は表面がちょっとゴワゴワしているので、舌がザラザラしてくるんですよね。また、中には大量に食べ過ぎて便秘や下痢になったという話も聞きます。
大葉は不溶性食物繊維が多く含まれているので、水分が足りないと下痢や便秘につながります。
消化不良によって胃痛を感じることも。ただ、これは大葉特有の話ではなく、食べ過ぎによる結果といえます。
大葉だけをたくさん食べたとしても、体に重篤な症状が出ることはほとんどありませんが、ほどほどの量に留めるといいでしょう。
大葉の食べ過ぎは栄養過多になる?
栄養過多の状態になることはほぼないといえます。
大葉の栄養素は体内に貯めておくことができません。1日にたくさん食べても体から排出されていきます。
とはいえ、大葉の食べ過ぎによるβカロテンの過剰摂取には注意が必要。
βカロテンをたくさんとると肌が黄色っぽくなります。みかんの食べ過ぎで手のひらが黄色っぽくなった経験はありませんか。
大葉にもβカロテンが含まれているので、たくさん食べると同じような状態になります。
「柑皮症」というこの症状は体に悪いわけではありませんが、見た目に出てしまうので摂りすぎにならないように気をつけたいですね。
大葉の1日の適量は?
大葉の適量は日常的に食べるなら1日に2〜3枚程度が目安です。
大葉の効果を継続させるなら、一度に大量に食べるよりも1日2〜3枚程度の方が無理なく続きますよね。
毎日食べて、効果を取り続けた方がいいでしょう。
大葉の体に良い4つの効果・効能
大葉はその風味や効果から「日本を代表するハーブ」とも言われています。
その効果について見てみましょう!
食中毒の予防
大葉には強い抗菌作用があります。
スーパーで売っているお刺身にも、ほぼ必ず大葉が入っていますよね。お弁当に大葉を入れるだけで、食べ物が痛むのを抑えてくれます。
おかずに使うのはもちろん、仕切りとして使ってもいいですよ。見た目もよくなるので一石二鳥です。
抗酸化作用
大葉に含まれるβカロテンは活性酸素を抑える効果があります。
活性酸素が体内で増えると体の細胞が傷ついて生活習慣病を引き起こします。βカロテンの抗酸化作用で老化防止やアンチエイジング効果が期待できますよ。
抗アレルギー作用
大葉に含まれるポリフェノールは、アレルギー性鼻炎を緩和する作用が期待できるとされています。
食欲増進
大葉を少し加えるだけで、不思議とさっぱりとした口当たりになりますよね。
そうめんに入れたりカツに挟んで揚げたり。夏の暑い時期でもご飯がおいしく食べられます。
大葉の香りは副交感神経を優位にします。胃腸の動きを活発にしてくれるので、消化不良などにも効果を発揮しますよ。
まとめ
・食べすぎるとカロテンの影響で一時的に肌が黄色っぽくなる
・1日2〜3枚ほどが適量
大葉は料理にアクセントを加える優秀食材です。家にストックしておくといいですね。