今回は「じゃがいもの食べ過ぎで出る症状」についてお伝えしていきます。
おかずやお菓子とマルチに使われるじゃがいも。食卓に出てくる頻度も高いですよね。
フライドポテトやポテトチップスはついつい手が伸びてしまいます。
私もカロリーが高いとわかっていつつも、気がついたら1袋食べてしまうなんてこともしょっちゅうです。
・1日の摂取量の目安
・じゃがいもは本当にダイエットの敵なの?
美味しいじゃがいもが原因で、体調不良になったら困ってしまいます。
1日の食べる量の目安や栄養についても触れていくので、ぜひ記事をチェックしてみてくださいね。
じゃがいもを食べ過ぎるとどうなる?
ジャガイモは料理にもお菓子にも使える万能野菜!
そんなじゃがいもは、食べ過ぎると体に悪い影響が出てしまいます。
食べ過ぎに気づかない人もいるので注意が必要です。
腹痛
じゃがいもの芽や、皮の緑色になった部分には「ソラニン」と言われる有害物質が含まれます。
ソラニンの毒素が腹痛や吐き気の原因となります。
大量に摂取し続けると命の危険につながることも。
調理の時にできるだけ取り除くようにしましょう。
便秘・おならの原因
じゃがいもは食物繊維が豊富で、中でも不溶性食物繊維が多く含まれています。
不溶性食物繊維は便のカサ増しをしてくれますが、逆に多く取りすぎると便秘の原因になることも。
合わせて過剰にガスが発生してしまい、おならの量も増えてしまいます。
「いも類を食べるとおならがでる」と言われるのは、不溶性食物繊維が原因なんですね。
肥満
じゃがいもは、血糖値の上昇するスピードを数値化した「GI値」が高い野菜です。
最大値100に対し、じゃがいもの値は90にもなります!
血糖値が急上昇すると体内でインスリンが大量分泌されますが、インスリンは脂肪を作るといった役割も持っています。
結果として肥満の原因になってしまいます。
じゃがいもは100gで59kcal・糖質8.4gと野菜の中ではどちらも高めの水準です。
食べ過ぎるとカロリー、糖質オーバーになり肥満につながるので要注意ですね。
じゃがいもの適量はどのくらい?毎日食べてもいいの?
ドイツのように主食をじゃがいもにしている国もあります。過剰に食べなければ毎日取り入れても問題ないですよ。
じゃがいも1個のカロリーは89kcal前後ですが、油で揚げたり、バターやマヨネーズと合わせるとたちまちカロリーオーバーになります。
美味しいのでついつい手が伸び、結果として過剰摂取につながりかねません。
フライドポテトは150kcal以上に跳ね上がるため、煮る、蒸すといった調理方法がいいでしょう。
じゃがいもは1日1個までにとどめておくと安心です。
じゃがいもの栄養!ダイエット効果は?
野菜として見ると高カロリーで高糖質のじゃがいもは一見するとダイエットの敵です。
一方で、主食として見るとカロリーは米の半分以下。うまく活用すればダイエットの味方に姿を変える可能性があります。
米と置き換える食べ方もありますよ。
じゃがいもの注目の栄養を紹介していきますね!
美肌作りに効果を発揮するビタミンCがたくさん含まれています。
抗酸化作用やがん、動脈硬化の予防も期待できます。
◎ナイアシン
酵素の働きを助けるナイアシンは、血行促進作用もあります。
冷え性の改善や二日酔いにも効果があります。
◎カリウム
利尿作用があるカリウムは老廃物を体の外へ出す大事な役割があります。
むくみが気になる人は積極的に取り入れたい栄養です。
じゃがいもは腹持ちが良く、主食の役割も十分担えます。
毎食、主食をじゃがいもに置き換えると1日に2個~3個食べることになります。
それが続くと過剰摂取につながる恐れもあるので、「夕食のみじゃがいもにする」といった食べ方がいいですね。
まとめ
・1日1個程度にとどめれば、毎日食べても大きな問題はない
・じゃがいもを主食に置き換えることで、栄養を摂りつつダイエットの味方にすることができる
おやつとして食べるとカロリーオーバーの可能性が高くなるじゃがいもは、主食と置き換える方法でダイエットに活用することができます。
じゃがいもは身近な食材なので、効率よく食べられるといいですね。
当サイトでは食べ物に関する色々な情報を紹介しています。
興味のある方は、その他の記事もぜひご覧くださいね。