今回は「アーモンドプードルが腐るとどうなるのか」についてお伝えしていきます。
アーモンドプードルはアーモンドを粉末にしたもので、しっとりしながらもサラサラしているのが特徴です。
スーパーで手に入りますし、値段もそこまで高くないのでお菓子作りに大活躍です。
・腐るとどうなる?簡単な見分け方
・日持ちする適切な保存方法
ちなみに、アーモンドプードルはアーモンドパウダーという名前で売られていることもあります。
家の中で眠りがちなアーモンドプードル。消費レシピも紹介していきます。
ぜひ本記事をチェックしてみてくださいね。
アーモンドプードルが賞味期限切れ!いつまで使える?
賞味期限が切れてしまったアーモンドプードルは保存方法によって対応が異なります。
未開封と開封済み、それぞれの場合について紹介します。
未開封の場合
賞味期限が切れたアーモンドプードルも、未開封であれば1〜2ヶ月ほどは口にしても大丈夫でしょう。
賞味期限はあくまでもおいしく食べられる目安。
見た目や味、においに大きな変化が感じられなければ料理に使えると考えられます。
油が酸化して嫌なにおいがしていたり、極端にベタベタしたりしていたら避けたほうが安全です。
見た目に変化がなくても、安全面から賞味期限から3ヶ月以上経ったものはリスクが高いと言えます。
賞味期限が3ヶ月以上経過したものは使わないほうがいいでしょう。
開封済みの場合
開封済みのアーモンドプードルの保存期間は、賞味期限にかかわらず2週間ほどが目安です。
しかも冷暗所で保管された場合に限ります。
開封済みだと空気に触れる面積が大きくなるためアーモンドの油分が酸化し、臭いや色に変化があらわれます。
虫の発生も見逃せません。
ダニが混入したものを口にすると、アナフィラキシーショックを起こす可能性もあります。
開封済みのアーモンドプードルは、なるべく早く使い切るようにしましょう。
アーモンドプードルが腐るとどうなる?
アーモンドプードルが腐ると様々な変化が見られます。
まず、質感がベタベタボソボソになります。アーモンドの香ばしい匂いがせず、カビくさく感じることも。
色も茶色っぽく変化していきます。
見た目や質感、風味のいずれかが通常と違うと感じたら、口に入れるのは避けたほうがいいでしょう。
アーモンドプードルの保存方法
末開封と開封後では、保存方法は異なります。
開封前
高温多湿、直射日光は避けてください。冷蔵庫などの冷暗所で保存が望ましいですが、常温でも保存可能です。
開封後
密閉してなるべく空気に触れないように保存します。
冷蔵もしくは冷凍で保存をし、早めに使い切ります。
アーモンドプードルは冷凍しても固まりません。
使い切るまで2週間程度かかるときは冷凍がおすすめです。ただし、冷凍焼けの恐れもあるため冷凍室に入れて、そのまま長期間放置することのないように気をつけてくださいね。
残ったアーモンドプードルを消費しよう!おすすめレシピ
アーモンドプードルの主な使い方は焼き菓子に練り込むこと。
焼き菓子と聞くとハードルが高く感じますが、ホットケーキミックスを使えば手軽に作れます。
アーモンドプードルはダマになりにくいので、サクッとした食感を楽しめますよ。
アーモンドプードルのマフィン
大きめのアルミカップや6cmほどのマフィンカップを用意します。
ホットケーキミックス(150g)、アーモンドプードル(20g)、卵(1個)、牛乳(110ml)、砂糖(50g)、バター(50g)を混ぜ合わせ、カップの6分目まで注ぎます。
180℃に予熱したオーブンで20分ほど焼き上げれば完成です。
アーモンドプードルのほろほろクッキー
ボウルに卵黄1つ分、溶かしバター(100g)を混ぜ合わせ、ホットケーキミックス(200g)、アーモンドプードル(40g)を加えます。
手でこね、かたまりになったらひとまとめにして一口サイズに丸めていきます。
180℃に予熱したオーブンで12分ほど焼きます。最後に粉砂糖やきな粉をまとわせてもおいしいですよ!
材料に使う粉の20〜30%をアーモンドプードルにすると、サクサクとした食感を楽しめるお菓子に変身します。
まとめ
・開封済の場合は、酸化したり虫が混入する可能性がある
・腐るとベタベタしたり、カビ臭いにおいがする
・劣化するとアーモンドの風味がなくなりボソボソになる
お菓子の粉の一部をアーモンドプードルに置き換えるだけで、コクが出て食感も変化していきます。ワンランク上の味になるので、積極的に使っていきたいですね。
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