安納芋はねっとりとした口当たりと、濃厚な甘さが特徴です。
ただし、その特徴ゆえに「腐りやすいのかな?」と心配になってしまうことも。
また、腐った安納芋はどのように変化するのでしょう。
そこで今回は以下のことについて詳しく調べてみました。
✔腐った安納芋の特徴
✔新鮮さを保つ保存方法
✔おすすめの消費レシピ
安納芋について知りたい方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
安納芋の賞味期限
安納芋に限らず、さつまいもなどの芋類は長期保存ができる食品です。
農家だった祖父も、芋を冬の間納屋に保管していました。
土がついた状態のものであれば、常温で1〜2か月ほど保存ができます。
一方、すでに洗って土が取り除かれた状態のものは、常温で2〜3週間が目安です。
洗って水がつくと芋の水分量があがってしまいます。水分が多くなることで腐りやすくなるんです。
安納芋が腐るとどうなる?
生の安納芋は堅く、指でノックするように叩くとコツコツと音がします。
一方腐った安納芋は、ぐにゃっと柔らかい状態になっています。
叩いて、音に張りがないようでしたら腐っている可能性が高いです。
また、断面が黒っぽい状態も腐っているサインです。
部分的に変色していることもあるので、チェックしてくださいね。
そして、腐っているのか間違えやすいのが、断面が鮮やかなオレンジやピンクになっている場合です。
これは安納芋に含まれるβカロテンによるもの。
わたしもカビかと思ってびっくりしましたが、農家さんからの説明書を読んで安心しました。
おいしい安納芋の特徴なので、心配する必要はありません。
安納芋の保存方法
安納芋の保存で気をつけたい3つのポイントをまとめました。
①常温で保存
安納芋の保存は常温で行ってください。
できれば、10℃〜15℃前後の場所がおすすめです。
冷蔵庫に入れて冷やすと腐るスピードが早まってしまいます。
野菜室などの使用も避け、冷暗所で保存するようにしましょう。
②通気性のいいところで保存
通気性も大切です。
安納芋はほかのさつまいもと比べて、水分が多いのが特徴。
なので、間違った保存をすると簡単にカビが生えてしまいます。
ビニール袋やラップに包むのは避け、紙袋や新聞紙にくるんで保存してください。
段ボールでの保存もおすすめですよ!
③焼いて冷凍保存
安納芋は冷凍することもできます。
その際は、焼いてから保存すると劣化を抑えることができます。
生のまま冷凍すると水分が邪魔をして口当たりが悪くなってしまうので、焼いてから冷凍しましょう。
ちなみに、ふるさと納税で返礼品として受け取った安納芋も、焼いたものが冷凍されていました。
解凍すると、香ばしい風味もそのまま味わうことができますよ。
安納芋の消費レシピ
焼き芋で食べるイメージの強い安納芋ですが、ちょっと手を加えればまた違った味わいを楽しむことができます。
安納芋の天ぷら
安納芋を5〜7mmの厚さに輪切りにして、レンジで6分ほど加熱します。
加熱したものを水でといた天ぷら粉に浸して、油で揚げれば安納芋の天ぷらの完成!
レンジで事前に加熱することで、揚げ時間を短縮することができます。天つゆで食べてもいいですが、バニラアイスと食べるとデザートにもなります。
安納芋のいももち
皮をむいて小さく切った安納芋を茹でます。
柔らかくなったところで取り出して潰し、片栗粉と混ぜ合わせます。
片栗粉は少し多めがポイント!
食べやすい大きさに丸めて平たく潰し、フライパンで焼くだけです。安納芋の甘さで、砂糖いらずですよ。
安納芋のペーストで離乳食
甘い安納芋は赤ちゃんウケも抜群です。
ふかした安納芋をヘラなどで潰すだけで簡単に離乳食になります。
水分量の多い安納芋は、ぼそぼそになりにくいのが特徴です。
もっとクリーミーにしたいときは、お湯でのばしてください。
ふかして潰した状態で冷凍保存もできます。
まとめ
最後にポイントをまとめていきましょう。
・腐った時は、表面が柔らかい、断面が黒くなるといった特徴
・安納芋を保存する時は風通しの良い場所で保存しよう
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