「朝起きれない」「作っている時間がない」という場合には、お弁当は前日に作り置きしておきたいものですよね。
お弁当を焼きそばにする場合、前日に作り置きできるのでしょうか?
そこで今回は、
・食中毒や麺が固まる、くっつく心配は?
・焼きそばをおいしく食べるためのポイント
について詳しく解説します。
お弁当の焼きそばは前日に作り置きできる?
実は、お弁当の焼きそばは前日に作り置きすることができます。
ただ、前日から作り置きをするとなると心配なのが食中毒ですよね。
食中毒の予防としては、
・食材には火を通す
・完全に冷ましてから密閉容器で保存する
などが挙げられます。
前日に作り置きをする場合には、朝しっかりと温め直してから持っていくといいでしょう。
お弁当の焼きそばは冷凍できる?
お弁当の焼きそばは冷凍することもできます。
小分けにして冷凍しておけば、おかずの一品にもなって便利です。
小分けにしてひとつずつラップにくるんで、ジップロックなどの密閉袋に入れて冷凍します。
お弁当に入れるときは電子レンジで解凍し、しっかり冷めてからお弁当箱に入れるようにしましょう。
焼きそばが腐るとどうなる?
もし、焼きそばが腐ってしまった場合にはどのようにして見分けたらいいのでしょうか?
焼きそばが腐ると、次のような状態になります。
・ぬるぬるしている
・カビている
こんな状態が見られる場合には焼きそばは腐っていると判断できます。
冷蔵庫で保存している場合でも、2日以上たっている場合は食べないほうがいいでしょう。
もし目に見えない腐敗があったら食中毒になってしまうかもしれません。
前日に作っても焼きそばが固まらない方法
お弁当の焼きそばを前日に作り置きしておくと、保存している間に焼きそばが冷めてカチカチに固まってしまいます。
では、どうやったら前日に作っても焼きそばが固まらなくなるのでしょうか?
焼きそばが固まってしまう原因
焼きそばが固まってしまう原因は、麺を加熱して出てきたでんぷんが冷えて麺の表面について固まってしまうからです。
そうすると、麺がくっついてしまいそのまま固まってしまいます。
対処法①:水を入れて炒めない
焼きそばを炒める時に、蒸らすために水を入れる場合もあります。
しかし、水を入れてしまうと麺がベチャベチャになってしまい、冷めたときにくっついて固まってしまうんです。
水を入れないで済むように、麺はお湯でほぐしてザルで湯を切ってから炒めましょう。
対処法②:麺と具を別で炒める
麺と野菜などの具を一緒に炒めてしまうと、野菜の水分を吸ってベチャベチャになってしまいます。
そうなるのを防ぐために、麺をまず炒めてから皿に取り出し、別で野菜だけ炒めて野菜の水分を飛ばしましょう。
水分が飛んだらまた麺と合わせて炒めます。
対処法③:ソースを混ぜる時はボウルに入れる
フライパンで炒めたままソースを混ぜると、熱でデンプンが溶けてしまい麺がくっついてしまいます。
お弁当に焼きそばを作る場合は、ボウルに麺と具を入れてからソースを混ぜると固まらない焼きそばができます。
対処法④:塩焼きそばにする
ソース焼きそばだと、どうしてもソースの水分のせいでベチャベチャになってしまいます。
塩焼きそばであれば水分なしで炒めることができるので、ベタつきません。
水分は固まる原因になるので、できるだけ水分が出るようなものは使わないようにするのがおすすめです。
焼きそば弁当に合うおかず
「焼きそばだけでは物足りない!」という場合、焼きそばに合うおかずはどんなものがあるでしょうか?
・ウインナー
・目玉焼き
・おにぎり
焼きそばには野菜が入っていますので、野菜はたっぷり食べられますよね。
「でもちょっと物足りないな…」という時には、唐揚げやウインナーを入れるとボリュームがアップします。
また、目玉焼きをのせるのも豪華に見えておすすめです。
お弁当に目玉焼きを入れる時は、しっかりと火を通すようにしましょう。
もし、目玉焼きの黄身が固くなるのが嫌だったら薄焼き卵を使ってオム焼きそばにしても、簡単にボリューム満点にすることができますよ!
まとめ
お弁当のため、焼きそばを前日に作り置きしておいても問題ないことが分かりました。
ただし、作り置きする場合は食中毒の予防や、固まらないための工夫をしておく必要があります。
焼きそばは麺同士がくっつきやすいので、この点には十分に気をつけましょう。
今回紹介した情報をもとに、おいしい焼きそば弁当にしてくださいね♪