プリンは常温保存できる?放置してしまった場合は溶ける|食中毒の危険?

プリン

手作りプリンやスーパーなどで売られているプリンは常温では保存できません。

傷んだプリンは腹痛を引き起こす恐れがあります。

一方、お土産用のプリンでは常温保存できるものも売られています。

そこで今回は、

・プリンの常温保存と冷蔵保存
・常温においたプリンは腐る?
・傷んだプリンの特徴
・手作りプリンを持ち歩く時に気をつけたいこと

について分かりやすくお話していきます。

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市販・手作りプリンは常温保存できる?

プリンの常温保存

駄菓子や贈り物などで常温保存OKのプリンもありますが、スーパーやコンビニでよく見かけるプリンはそのほとんどが要冷蔵です。

常温保存OKのものと要冷蔵のものとでは、製造の工程も材料の配合も異なります。

常温保存が可能となっている製品は、容器への充填前にプリン液を加熱・殺菌しています。その上で、フタ(フィルム)をする際にも空気が入らないように接着します。

さらに密閉後には、湯せんなどで殺菌処理もされているので常温での保存が可能となります。

缶詰と同じように考えてもらえば良いですね。

また、家庭で作る手作りプリンは卵や牛乳といった生鮮食品を使っており、殺菌は行っていませんから常温に置くことはできません。

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プリンを常温放置してしまったらどうなる?

常温とひとくちに言っても、環境は様々です。

「まだ〇時間だから大丈夫!」とはひとくくりには言えません。

食べられるかどうかの判断は、プリンの状態をみて判断することをおすすめします。傷んだプリンは腹痛や嘔吐など食中毒の症状を引き起こす可能性があるので注意しましょう。

プリンの常温放置

食べたら危険?傷んだプリンの特徴

市販でも手作りでも、次のような状態がみられた場合は食べるのを諦めた方が良いでしょう。

✔表面に白っぽい膜がはっている
✔溶けたような見た目
✔糸を引く
✔粘りやぬめりがある
✔酸っぱい臭いや、硫黄のような臭いがする
✔苦味、または酸味がある

特に小さな子どもや、大人でも抵抗力が落ちている時は些細なことでも症状が悪化しやすいです。

少しでも異変を感じたら食べずに廃棄しましょう。

手作りプリンを常温で持ち歩きする時の注意点

プリンを持ち歩く場合のポイントは次の3つです。

・お弁当などに使える保冷バックに入れる。
・保冷材は必須。
・隙間がある場合はアルミホイルなどで埋める。

隙間を埋めるためのアルミホイルは、プリンの容器が倒れることを防ぐだけではなく、その熱伝導の良さから、保冷効果のアップにも役立ちます。

ゼラチンで固めたプリンの場合は、持ち運ぶ前日から冷凍保存しておくと保冷剤なしで持ち運ぶことが出来ます。

プリンの正しい保存方法

手作りのプリンの場合は粗熱が取れたらフタをして、冷蔵庫で保存しましょう。

冷蔵庫

ラップでフタをしてもOKですし、はじめからフタのある容器で作るのもひとつの方法です。我が家でプリンを作る時は、茶碗蒸し用の器が活躍します。

新鮮な卵や牛乳を使っていたとしても3日ほどで食べきった方が安心です。また、保存中にフタに水滴がついた場合はふきとりましょう。

そして、市販の常温保存OKのプリンは直射日光と高温多湿を避け、温度の変化があまり大きくない場所に置くことをおすすめします。

まとめ

「プリンは常温保存できるのか?」についてお話してきました。

ポイントをまとめます。

・プリンは冷蔵が基本
・常温保存OKのプリンは缶詰と同じようなもの
・傷んだプリンは見た目や臭いに変化が起こる
・手作りプリンを持ち歩く時は保冷バックと保冷材は必須


常温保存と記載されているもの以外は、冷蔵庫での保存が基本となることが分かりました。

冬場であれば1時間以内なら涼しい室内に置いても大丈夫かもしれませんが、数時間放置する場合は冷蔵庫に入れましょう。

プリンは卵や牛乳を使っているので、保存方法には十分に気をつけたいところですね。

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