そうめんは日持ちするイメージですが、あんまり長く保存しておくと賞味期限切れになってしまうことがあります。
ただ、そうめんは乾麺なので「腐るの?」との疑問が浮かびました。
そこで今回は、
・腐るとどうなる?
・そうめん弁当はどれくらいで腐る?
・古いそうめんの食べ方
について詳しく調査してみましたので、参考にしてみてくださいね。
そうめんの賞味期限は?いつまで食べられる?
食品には「賞味期限」や「消費期限」が設定されているものが多くあります。
消費期限…安全に食べられる期限
そうめんに記載されているのは賞味期限です。
なので、賞味期限が切れたからといって、すぐに食べられなくなるわけではありません。
乾麺の場合は製造から3年、半生麺は2〜3ヶ月、生麺は30日ほどに賞味期限が設定されている商品が多いです。
保存状態によっては「2年ほど賞味期限の切れたそうめんを食べても、特に体調に異変はなかった」という人もいます。
一方で半年ほどの賞味期限切れでも、「古臭い味がして食べられなかった」という口コミもありました。
どれくらい賞味期限が切れているかではなく、そうめん自体の状態をみて食べるかどうか判断したほうが良いでしょう。
また、いくら賞味期限といっても期限切れのものは、味や食べた後の体調面での保証はされませんので、あくまで自己責任となります。
ちなみに茹でたそうめんは冷蔵保存の場合、2〜3日しかもちませんので早めに食べましょう。
そうめんは腐る?腐るとどうなる?
乾麺は保存状態によって、湿気を含み青くカビることがあります。
また、小麦粉など粉ものにつきやすいコクゾウムシやシバンムシ、ケナガコナダニなどがそうめんについてしまう可能性も。
カビも虫も見えない部分まで浸食されていることも多いので、少しでも怪しいと思ったら廃棄することをおすすめします。
また、茹でても消えないくらい異臭がする場合も、食べない方が良いでしょう。
異臭の原因のひとつとして、油の酸化が考えられます。
製品にもよりますが原材料に植物油が使用されており、特に手延べ麺は表面を食用油でコーティングしていることがほとんどです。
この油が酸化すると異臭を放つ場合があります。
ちなみに酸化は酸素によって物質が変質する現象、腐敗は細菌などの微生物によって物質が変質する現象です。
臭いだけなら腐っているわけではない場合もありますが、品質が劣化しているので消化に負担がかかる恐れがあります。
そして、茹でた麺の場合は乾麺よりも腐りやすく、表面にぬめりがあったり異臭がしたら食べるのを諦めた方が良いでしょう。
そうめん弁当は腐る?
そうめん弁当は「持ち歩く時間」「ランチまで置いておく環境」により、傷むスピードは異なります。
冬だと半日以上は持つ場合でも、夏だと数時間で腐ってしまうこともよくあることです。
・ぬめりがある
・箸で持った時に糸をひく
・異臭がする
腐らせないためにも、そうめん弁当を持って行く際は「保冷」を徹底しましょう。
かつお節やカツオエキスが含まれる麺つゆも傷みやすいので、こちらも保冷が必要です。
そうめんと麺つゆのどちらも長持ちさせるには、麺つゆを冷凍して保冷材の代わりにしましょう。
つゆ自体が保冷材の役割を果たしてくれるので、一石二鳥ですよ。
古いそうめんの食べ方は?
ちょっと古くなったそうめんは、味がしっかりついたメニューにアレンジするのがおすすめです。
古くなった麺だけでなく買ってきたそうめんが美味しくない時も、この方法で美味しく食べられます。
①人参や玉ねぎなど好きな野菜と豚肉をゴマ油で炒める
②硬めに茹でたそうめんを投入し、ほんだし、醤油、塩、こしょうで味を整える
野菜はどんなものでもOKですし、お肉も牛肉やハム、ベーコンでアレンジ可能です。
まとめ
「そうめんの賞味期限切れは腐るのか」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・いつまでなら大丈夫という目安がないので、そうめんの状態を見て判断しよう
・茹でたものなら冷蔵保存で2~3日以内に食べよう
・そうめんが腐ると乾麺はカビたり虫がつく、茹でたものはぬめりが出たり糸をひく
・古いそうめんは味がしっかりついたメニューにアレンジしよう
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