みずみずしくてシャキシャキとした食感が美味しい梨ですが、梨は腐るとどうなるのでしょうか?
この記事では、
・腐るとどうなるのか?
・梨が腐るまでの過程
・おすすめの保存方法
について紹介します。
梨を美味しく食べられるように、参考にしてみて下さいね!
梨の日持ち期間はどれくらい?
梨は常温保存や冷蔵保存、冷凍保存ができますが、それぞれに日持ちする期間が異なります。
常温保存の場合には3~4日程度、冷蔵保存の場合は1週間程度、冷凍をしておけば約1ヶ月食べることができます。
梨が腐るとどうなる?
梨には賞味期限や消費期限があるわけではないので、「腐っているかどうか?」は見た目やニオイなどで判断する必要があります。
梨が腐ると次のような状態になります。
✔皮から汁が出る
✔カビが生えている
✔溶けてドロドロになる
✔黒く変色している
✔シワシワになっている
✔変なニオイがする
✔変な味がする(ピリピリからい・酸っぱいなど)
梨はシャキシャキして美味しいですが、水分が多いフルーツなのですぐに傷んでしまいます。
「食べよう!」と思ってカットしてみると、黒く変色していたり、食べてみたら変な味がするという場合には腐っているので食べないようにしましょう。
また、カットする前にすでに外見からも分かるぐらい腐っているものは、中身もかなり腐っています。
そして、カビが生えてしまった梨。「カビが生えているところだけを取り除けば食べれるのでは?」と思うかもしれませんが、目に見えない菌が付着していたり、カビの根が深い可能性もあるので食べないようにして下さいね。
この場合はまだ食べられる?腐るまでの過程
梨は水分が多いので、熟しているのか腐っているのか分かりづらいです。
どのくらいなら食べられるのか、腐るまでの過程を見ていきましょう。
透明
梨の果肉が透明になっている状態というのは、熟していて甘い状態です。
透明な部分は「うるみ」と呼ばれ、りんごで言うと蜜のようなものです。
腐っているように見えますが、甘くて美味しく柔らかくなっています。
腐る手前ギリギリの状態ですが、食べても問題ありません。早めに食べるようにしましょう。
柔らかくなっている
梨の表面を押してみると柔らかくなっていることがあります。
これは、水分が抜けてきて腐りかけてきている状態です。
ちょっと柔らかいぐらいならまだ食べることができますが、このまま腐敗が進むとだんだんシワシワになって完全に腐っていきます。
シワシワになる
梨が腐り、水分がぬけてシワシワの状態になったらもう食べることはできません。
そのまま処分しましょう。
茶色くなる
梨をカットし、茶色くなる場合には腐っているわけではなく、梨に含まれるポリフェノールが酸化して変色した状態です。
りんごが茶色くなるのと同じ原理ですね。
酸化して茶色くなった場合には食べても問題ありませんが、気になる場合は取り除いてから食べるようにしましょう。
梨のおすすめの保存方法
梨は常温保存、冷蔵保存、冷凍保存ができます。
それぞれのおすすめの保存方法について見ていきましょう。
常温保存
常温保存の場合には梨を1つずつ新聞紙などに包み、ビニール袋に入れてから風通しがいい冷暗所で保存します。
梨は高温多湿に弱いので、かならず冷暗所に保存するようにしましょう。すぐに傷んでしまうので、2~3日で食べきるようにして下さいね。
冷蔵保存
梨を冷蔵保存する場合には、1つずつ新聞紙やラップにくるみ、ビニール袋に入れて密封してからヘタを下向きにした状態で野菜室で保存しましょう。
もしカットしてしまったらラップをして冷蔵庫に入れ、その日のうちに食べきるようにしましょう。
空気に触れて酸化してしまう可能性がありますので、気になる場合にはレモン水や塩水にくぐらせて変色を防止しておきましょう。
冷凍保存
梨は冷凍保存も可能です。
冷凍保存する場合には、1つ丸ごと冷凍するのではなく、カットして保存します。
皮をむいて食べやすい大きさにカットしてからラップにつつみ、密閉できるジッパー付きの袋などに入れて冷凍庫に入れておきましょう。
冷凍した梨は解凍してそのまま食べるよりも、ジャムやコンポートにすることをおすすめします。
まとめ
・梨が腐るとぶよぶよになり、やがてシワシワにしなびてしまう
・腐っている時の見分け方は、ぶよぶよやシワシワになっていないか、カビが生えていないか、変な味はしないかなど色々な方法がある
・梨は常温保存、冷蔵保存、冷凍保存が可能
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