指輪はつける指によって良い意味にも、悪い意味にもなるんです。
厄除けやお守りだけでなく男性を遠ざけてしまうなど、様々な意味を持ちます。
そこで今回は、
・つける指によって指輪が持つ意味
について詳しく紹介します。
指輪はもともとどんな意味を持つ?
指輪のルーツは「麻や葦(あし)などの植物の紐で結び目を作ったもの」を魔除けや無病息災のおまじないとして、体の一部に巻く習慣から始まったといわれています。
いつ頃から植物の紐から金属になったか定かではありませんが、今から3000年以上も前の古代エジプトではすでに金属の指輪は存在していたようです。
遺跡から発掘された宝飾品の中には、金や銀の指輪があったんだとか。
その後、指輪はさらに色々な役割を持つようになりました。
魔除けやお守りのような役割のほか、
・地位や職業の証明
にも用いられました。
イニシャルや紋章を彫り込んで、認印として使用される「インタリオリング」と呼ばれる指輪もあります。
つける指によって怖い?指輪の意味一覧
指輪はつける指ごとに意味が異なり、左右どちらかによっても意味や効果が変わってきます。
小指
左の小指は「チャンスと変化を象徴する指」とされています。
小指につけた指輪は、恋を引き寄せる効果が期待できるんです。
素敵な出会いを求めていたり片思いを実らせたい時、現状を変えたいと思っている人におすすめです。
右の小指は「自分本来の魅力を引き出してくれる指」とされています。
自己表現を豊かにして見た目だけでなく、仕事でも自分らしさを発揮したい時におすすめです。
また、お守りとしての意味もあります。
薬指
左の薬指は「永遠の愛を誓う、愛や絆を深める指」とされています。
古代ギリシャでは、左手の薬指は心臓につながる血管があるとされ、命に一番近い指として神への聖なる誓いの指とされていました。
だから、結婚指輪は左手の薬指にするんですね。
一方、右の薬指は「心の安定をもたらし、創造性を刺激する指」です。
心穏やかに過ごしたい時や、直感・創造性を豊かにする作用が期待できます。
中指
左の中指は「協調性を高め、人間関係を改善する指」です。
また、判断力の精度を上げるとも言われています。
コミュニケーション能力や場の空気を読む力を高め、人間関係をよくしたい時におすすめです。
右の中指は「邪気から身を守る、直観力を高める指」とされています。
意志を強くすることで、自信を持って行動したい時に良いですね。
ただし、中指に指輪をする際には、もう一つの意味も知っておくと良いでしょう。
風水の考え方では「魔除けの指」とされている中指ですが、その「魔除け」が「引き寄せない」という意味も併せ持ってしまうんです!
男性も近付けなくなるため、「恋人が欲しい、結婚したい」といった願いがある人は避けた方が良いでしょう。
人差し指
左の人差し指は「積極性を引き出し、進むべき方向を指し示す指」とされています。
一歩前進する勇気が欲しい、自分が将来どのような方向に進むべきか知りたいなど、積極的な気持ちで物事に取り組みたい人におすすめです。
また恋愛面では、縁結びの効果がある指とされています。
右の人差し指は「集中力を高め、意志を強くする指」です。
目標に向かって頑張る、リーダーシップを持って物事を良い方向に導き達成するといった意味があります。
親指
親指は人差し指とほぼ同じ意味合いを持ちます。
左の親指は「信念を貫き難関に立ち向かう、目標を実現させる力を持つ指」です。
達成したい目標や、叶えたい夢がある人のお手伝いをしてくれます。
右の親指は「行動力や威厳を高め、リーダーシップを発揮する指」です。
困難を乗り越えたい時や、リーダーシップを必要とする人に良いでしょう。
こうやって見ていくと「指輪をするのが良くない」という指はありませんが、恋愛面を気にするなら中指は避けたほうが無難ですね。
男性が指輪をする意味は?
アクセサリーとして、指輪を付けている男性も特に珍しくない時代です。
指ごとの意味を知った上で付けている人もいれば、たまたま気に入った指輪のおさまりが良い指を選んで付けている場合もあります。
お守りとして身に着けている人もいるでしょう。
左手の薬指に指輪をしている男性を日本の場合は既婚の方と判断しがちですが、住んでいる国や宗教によってマリッジリングをつける指は異なります。
右手の薬指や、足の指に着ける国もあります。
ですから、男性が指輪をする意味も、それぞれの考えやバックボーンによるものといえるでしょう。
まとめ
指輪の持つ意味は怖いの?という疑問についてお話してきました。
指輪自体はルーツを辿っても怖いものではありませんでしたね。
また、つける位置によっても中指の「引き寄せない」以外は、特別悪いという指もありませんでした。
引き寄せないといっても、魔除けの意味もありますし(^-^;
なので、指輪には怖い意味はありません。
都市伝説などでは指輪にまつわる怖い話もあるかもしれませんが、あくまで噂の域を出ないものです。
むしろ婚約や結婚の証明として、またパワーリングとして身につけられるお手伝いアイテムだと思ったほうが楽しそうですね♪