ご飯のお供としてぴったりの明太子。
実は、明太子だけなら「低カロリー」な食材なんです。
それなら明太子のみは本当に太らないのか、ご飯を合わせるとどうなのか疑問に思ったので詳しく調べました。
また、明太子のダイエットになる食べ方についてもお話しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
明太子は太るの?カロリー・糖質・たんぱく質・塩分は?
明太子は低カロリーなので、明太子だけなら太りにくい食べ物といえます。
辛子明太子のカロリーは1本あたり32kcal。
糖質は0.75gあります。
たらこの糖質が0.4gであることを考えると少しだけ高めですが、それでも食べ物の中では低いといえるでしょう。
以下のような、他のご飯のお供と比較しても1食分の糖質の少なさが分かると思います。
納豆1パック(1食分:45g)……糖質2.4g/86kcal ※タレなし
昆布佃煮(1食分:12g)……糖質3.25g/20kcal
キムチ(1食分:50g)……糖質2.6g/23kcal
梅干し(1食分:10g)……糖質0.7g/3kcal
梅干しと同じ糖質量ですから、見方によってはヘルシーとも言えるかもしれませんね。
明太子のたんぱく質と塩分
そして明太子は意外にも、タンパク質を豊富に含んだ食品なんですよ。
明太子1本あたりのタンパク質の量は5.2gです。
これは、高タンパク質な食品として定着している納豆(1本あたりのタンパク質含有量は6.6g)と大差ありません。
しかし、低糖質・高タンパク質な明太子も食べ過ぎてしまうと「塩分の過剰摂取」になってしまいます。
WHOで推奨している1日の塩分摂取量は5g未満、明太子の食塩相当量は2gです。
1回の食事で10gくらいしか食べないのであればそれほど気になる量ではないかもしれません。
とはいえ、ご飯のお供として・おつまみとして食べ過ぎには要注意ですね。
明太子をご飯とあわせた場合は太る?
明太子自体のカロリーは低いですからご飯と合わせても、それだけで太ることはありません。
ですが、その塩味の強さからご飯を食べ過ぎてしまうのであれば、太る可能性はあります。
ご飯だけではなく、パスタやジャガイモと組み合わせた場合も同じです。
「明太子で太る」というよりは、組み合わせた炭水化物で太ると考えたほうがいいですね。
明太子の太らない、痩せる食べ方は?
・炭水化物以外と組み合わせる
・カリウムがふくまれるフルーツをデザートにする
塩気のある明太子はご飯やパスタにピッタリですが、炭水化物以外と組み合わせることで低カロリーな一品になります。
たとえば、しらたきなら食物繊維が同時に摂れるので、食べ過ぎ防止に。
豆腐なら高たんぱくなので血糖値の上昇を抑え、空腹感をやわらげる効果が期待できます。
また、塩分によるむくみが気になる方は、デザートにカリウムが豊富なバナナを摂りいれて塩分を排出しましょう。
明太子のダイエット効果について
明太子はたんぱく質が豊富なだけではなく、さまざまなビタミンも含まれています。
中でも次の3つは、ダイエットには嬉しい働きをしてくれるビタミンです。
- ビタミンB1……糖質の代謝には欠かせません
- ビタミンB2……脂質の代謝をサポートする働き
- ビタミンB6……タンパク質の分解を助けるほか、肝臓に脂肪が蓄積するのを防ぐ作用
「ダイエットに向いていない」と思われがちな明太子。
食べ方次第では、満足感を高める食材となります。
明太子は太るの? まとめ
「明太子は太るのか」をお話してきました。
ポイントをまとめます。
・ご飯の食べ過ぎと塩分量には気をつけよう
・炭水化物以外と組み合わせるとダイエット効果アップ
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