カレーは食欲を刺激するので、つい食べ過ぎてしまいますよね。
一食分よりも多く食べちゃったり、毎日のようにカレーを食べることも。
でも、カレーの食べ過ぎは体に悪いんです。
そこで今回は、
・その他の影響
・食べ過ぎてしまう理由
・食べ過ぎた時の対処法
について詳しく解説します。
カレーを食べ過ぎちゃう!こんな影響に注意
家庭で作っても簡単なうえ、いろんな具材で楽しめるカレーはついつい多く食べてしまいがち。
また、スパイスの味や香りが食欲を刺激する効果もあります。
とはいえ、カレーの食べ過ぎにはデメリットがたくさん!
以下のような影響があるんです。
①腹痛
カレーのターメリックやクミンなどのスパイス+油分の組み合わせは、胃腸に負担をかける可能性があります。
食べ過ぎは胸やけや胃もたれだけでなく、消化不良から下痢になってしまうんです。
②太る
特に市販のルーは動物性油脂が多く、炭水化物である小麦粉も使われているため1食分で約700kcalと高カロリーになりがちです。
とはいえ、成人女性が必要とするエネルギー量は1600~2000kcalなのでカレーを食べたら必ず太るというわけではありません。
ただし、おかわりをしてしまうと、それだけで1日の摂取カロリーに届いてしまいます。
また、スパイスに食欲を刺激され食べ過ぎることも多く、あまり噛まずに食べられてしまうため太る原因となります。
③体臭
カレーには、クミン・コリアンダー・ガーリック・クローブなど芳香性のあるスパイスが使われていることが多いです。
たくさん摂取することで体内の臭い成分が増すことも。
その臭い成分が汗とともに体外に放出される際、「体臭」として認識されます。
また、汗は頭皮からも発するため、人によっては頭皮から臭いがする場合もあるんです。
本格的なスパイスを用いたカレーではなく、市販のルーを使ったとしても辛味成分により発汗量が増え、体臭の原因になります。
④病気になる
カレーを食べ過ぎると塩分の過剰摂取を招き、高血圧や腎臓病を引き起こす可能性があります。
カレー1食分に含まれる塩分は2gほど。
WHOが推奨している塩分の摂取量は5g未満なので、1食分で1日の塩分の約半分を摂ってしまうことになります。
妊娠中にカレーを食べ過ぎるデメリット
先ほどもお話したように、カレーは塩分が多いメニューです。
高血圧であったり、体重管理が必要な妊婦さんは食べ過ぎないよう注意が必要となります。
カレーを食べ過ぎないためのポイント!
・よく噛む
・カツやチーズといったトッピングは乗せすぎない
・豆類を具材として取り入れる
カレー自体にも炭水化物が含まれているので、白米やナンといった主食の量に気を付けましょう。
また「カレーは飲み物」といった名言もあるように、あまり噛まずに飲み込んでしまいがち。
よく噛むことを心掛けてください。
そして、豆類や高野豆腐など食べ応えのある食材を入れることは食べ過ぎを防ぎ、カロリーをカットする効果が期待できます。
カレーを食べ過ぎた時の対処法
カレーを食べ過ぎたからといって、すぐに何か影響があるわけではありません。
しかし、その後の食事は胃腸への負担を減らすためしばらくは消化の良いものや、カロリー&塩分を控えめにしたメニューにしましょう。
カレーを食べる効果・効能
カレーに含まれるターメリックには、認知症予防や肝機能を高める効果があります。
また、クミンは代謝を上げて脂肪の燃焼を助けてくれるので、食べ過ぎに気をつければダイエットにもおすすめですね。
そして、カレーにふくまれる色々なスパイスは腸を温め、幸福感を高めるという説もあります。
幸せ物質を分泌したい人はカレーを食べてみるのもいいかも!?
まとめ
「カレーの食べ過ぎと気をつけたいこと」についてお話しました。
ポイントをまとめます。
・カレーを食べ過ぎたあとは消化に良いもの、塩分やカロリー控えめのメニューにしよう
・「炭水化物の量」「よく噛む」「トッピング」「入れる具材」について特に気をつけよう
・カレーには幸せホルモンを分泌する効果
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