アーモンドはいつから食べられる？ナッツ類を子どもに与えるリスクを解説

健康志向の高まりでナッツを食べる人が増えています。

アーモンドを買い置きしてあるお家も多いのではないでしょうか。

また、アーモンドチョコなどのお菓子も美味しいので、自分用のご褒美に取っておくこともありますよね。

うっかり子どもに見つかろうものなら欲しそうに手を伸ばされます(^-^;

でも「赤ちゃんや幼児はアーモンドって食べられるの？」という疑問が。

離乳食に使う機会は少ないと思いますが、実際いつから与えていいのか気になります。

そこで今回は、

について詳しく調べてみました。

アーモンドを与える時期に迷っている方の参考になれば嬉しいです。

子供(赤ちゃん)にアーモンドはいつから？

赤ちゃんや幼児にアーモンドを与えるのはとっても危険なんです。

実際に消費者庁では2021年のメールマガジンにおいて、ナッツ類や豆類の摂取について「5歳以下は危険」と発信しています。

5歳以上の小学生であっても、アーモンドを喉に詰まらせてしまった例があります。

なので、アーモンドを食べさせるのは最低でも6歳以上。

心配であれば、遅ければ遅い方が良いといえるでしょう。

アーモンドが危険な3つの理由

アーモンドが危険な理由は、

といったものです。

アーモンドに限らずナッツ類の大きさは誤嚥が多く、ちょっとした拍子に気管に入り込んでしまうことも珍しくありません。

また、表面がざらついていて水分で膨らみやすいので、喉に引っかかり気道を塞ぎやすいといった特徴があるんです。

そして、食物アレルギーを引き起こす食品を示す「準特定原材料」

2019年、この中にアーモンドが追加されました。

アーモンドアレルギーの症状は、

• じんましん
• 唇の腫れ
• 腹痛

といったもので、重篤な症状になることもあります。

アーモンドアレルギー怖いですね…。

そして、アーモンドを与えるリスクとして「胃腸への負担」も見逃せません。

アーモンドには脂質と不溶性食物繊維が豊富に含まれています。

「腹持ちがいい」というのも、このおかげです。

でも、消化器官が未熟な子どもには消化しづらく、逆に胃腸への負担になってしまいます。

以上の点から、5歳以下の子には「アーモンドはリスクが高い食べ物」と判断してもいいと思います。

アーモンド製品はいつから？

アーモンドチョコレート

アーモンドチョコはアーモンドがまるごと入っているので、6歳以上が目安です。

チョコによるアレルギーも考慮したいところですね。

小魚アーモンド、チーズアーモンド

小魚アーモンドやチーズアーモンドも大きめのナッツが入っているので、6歳からが目安になります。

アーモンドミルク

アーモンドミルクは日本では「何歳から」といった決まりありません。

アーモンドミルクは固形ではなく液体ですから誤嚥の心配はないですが、アーモンドアレルギー発症のおそれがあります。

実際にヨーロッパでは1歳からと定められているようです。

ビスコ(香ばしアーモンド)

ビスコは何歳からといった決まりはありませんが、歯が生えそろってきた2歳過ぎを目安にしましょう。

香ばしアーモンドの場合でも何歳からということはなく、通常のミルクのビスコと同じように考えれば良いようです。

子供にアーモンドをあげる時の注意点

まずアーモンドをあげる時は「6歳になったから」と、年齢で判断せずに歯の様子やちゃんと座って食べられるかなど総合的に判断しましょう。

また、砕いてあげれば丸ごと1粒よりも安心できますが、それでも気管に刺さったり詰まる事があるので要注意！

適量については最初はごく少量から始めて、小学生なら5粒以内を目安にします。

まとめ

「アーモンドはいつから食べられるのか」についてお話しました。

ポイントをまとめます。

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