栄養満点で森のバターとも呼ばれているアボカド。
赤ちゃんの離乳食に使いたいところですが、アレルギーが心配だったり、栄養が豊富すぎて使う時期やタイミングに迷いますよね。
そこで今回は「アボカドはいつから食べられるのか」について解説します。
注意点についてもお話しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
アボカドは赤ちゃんの離乳食に使える?いつからOK?
アボカドは離乳完了期(パクパク期)である1歳頃から食べられます。
7ヶ月頃から与えることもできますが、脂肪分が多く胃の負担になりやすいので、早い時期はあまりおすすめできません。
また、最初は加熱したほうが消化・アレルギー・衛生面での心配がなくなるので、初めて食べさせる時は火を通しましょう。
アレルギーがないかが確認できて、赤ちゃんも食べ慣れてきたら生でも食べさせることが出来ます。
その際も少量ずつ与えるようにしましょう。
アボカドを子供に初めて与えるときの注意点!
アボカドを初めて与える時の注意点は以下3つです。
・カロリーと脂質
・量
アボカドはラテックス・フルーツアレルギーを引き起こすことがあります。
アボカドだけでなく、キウイやバナナで反応することもあり、唇の腫れやじんましんといった症状が出てしまうんです。
直接さわることでかぶれる心配もありますから、手づかみはさせないほうがいいですね(^-^;
加熱すればアレルゲン性が低下するので、初めての時は火を通してあげましょう。
また、アボカドは「森のバター」と呼ばれるほど栄養満点で、カロリーと脂質が高い食材です。
1個当たり約235kcal、脂質が約19gで、1歳児に必要な摂取エネルギー900kcalの4分の1ほどになります。
アボカドだけから栄養素を摂るわけではないですから、慣れてきても15g程度(6分の1)にしておきましょう。
子ども向けのアボカドレシピを紹介
アボカドはサラダだけでなく、丼ものにすることもできます。
ツナと合わせることで、より小さな子が好きな味になります。
加熱しないレシピですが、気になる方はレンジで加熱してからでもいいですね。
ただ、温めるとアボカドはどうしても変色しやすくなるので、時間を置かないといった工夫が必要です。
その他には、
- アボカド納豆丼(小さく切ったアボカドと納豆・醤油を和えて、ご飯の上に乗せる)
- ディップソース(アボカドを加熱しディップ状にする。レモン汁とすりごまを混ぜる)
- アボカド和え(軽く潰したアボカドで、トマトなどの野菜を醤油と和える)
がおすすめです。
離乳食のアボカドは冷凍できる?
カットする前のまるまる1個のアボカドでも冷凍可能です。
特別な下ごしらえは何もいらず、そのまま冷凍庫に入れるだけでOK!
解凍する時は使う前日に野菜室に移動させておきましょう。
「どうしても今日使いたい」という時は、常温での解凍になりますが、梅雨や夏は常温での解凍は傷みやすいので注意してくださいね。
離乳食用にカットしたアボカドは、小分けにしてラップで包み保存袋に入れて冷凍します。
ペースト状のものであれば、製氷皿に入れても便利です。
解凍方法は野菜室で自然解凍がおすすめ。時間がない時は、レンジでチンしましょう。
アボカドはいつから? まとめ
「アボカドは何歳から食べさせてもいいのか」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・アレルギーやカロリー、脂質の多さに気をつける
・最初は加熱しよう
・慣れてきた頃の適量は15gほど
・アボカドはまるまる1個でも、カットしたもの、ペースト状でも冷凍できる
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