高級食材のうにですが、栄養と効能はどのようなものでしょう。
濃厚な味わいなので、そのぶん効能にも期待できそうですよね。
そこで今回は「うにの栄養と効能」について詳しく調べてみました。
1日の摂取量についても紹介しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
うにの栄養と効能は?
「うに」はタンパク質を中心に、体を健康に維持するために必要な栄養素を豊富に含んでいます。
うにの主要な栄養は以下の通りです。
筋肉や皮膚・臓器など人間の体を形成するために欠かせない栄養素です。
美しい爪や髪のもとにもなります。
・DHAとEPA
DHA(ドコサヘキサエン酸)は脳や神経を活性化させます。
EPA(エイコサペンタエン酸)は血流を促進し生活習慣病を予防します。
・ビタミン類
ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を維持します。
抗酸化作用による動脈硬化予防に効果ありです。
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変換し、神経や筋肉を正常に保つ働きがあります。
ビタミンB2は栄養素の代謝を促進し、脂肪燃焼、皮膚粘膜などの細胞の発育を促進します。
ビタミンEは強い抗酸化作用により活性酸素を抑える働きがあり、生活習慣病や老化防止に効果があります。
・葉酸
葉酸には造血作用があります。
特に妊娠中は胎児の異常を防ぐため、積極的な摂取が推奨されています。
そして、気になるウニのカロリーですが1個で約10gなので、12kcalとなります。
また、糖質量は1個あたり0.3gと少なく、うには低カロリー低糖質な食材といえるでしょう。
うにのおすすめの食べかたと1日の摂取量
うにに含まれるビタミンB2は水に溶けやすいため、茹でる・煮る・炒める・蒸すといった調理をすると、せっかくの栄養が溶け出してしまいます。
お寿司、お刺身、和え物など、生で食べるのがおすすめ!
またウニに含まれるビタミンEは脂溶性のビタミンで、油と一緒に摂ることで栄養の吸収率がアップしますので、ドレッシングと和えるのもいいですね。
そして、ウニは「100gあたり290㎎」のコレステロールが含まれています。
食品から摂取するコレステロールの量は、1日200㎎以下が望ましいとされているので、うには1日50g(4個分)までが適量の目安でしょう。
高級食材ということもあり食べ過ぎる心配はあまりないと思いますが、食べ過ぎは体に影響を及ぼします。
うにを食べる時の注意点
うにを食べ過ぎると、動脈硬化や痛風に繋がる恐れがあります。
これは、うにに含まれるコレステロールとプリン体による影響です。
コレステロールの値が高くなると血管内にコレステロールが蓄積し血流が悪くなり、動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞など血管系の疾患のリスクが上がります。
また、プリン体は肝臓で分解されたのち排出されますが、摂り過ぎは体内に蓄積する原因となり、痛風や高尿酸血症を引き起こしてしまいます。
うにを食べる時は適量を心がけましょう。
ウニの効能について まとめ
ウニの効能についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・低カロリー低脂質の食材でもある
・コレステロールとプリン体には注意
・適量は50gまで
・食べる時は生で食べよう
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