青のりはいつから離乳食に使えるのでしょうか。
見た目や味のアクセントになるので、使えたら食事のバリエーションも広がりますよね。
そこで今回は「離乳食で青のりを使える時期」について解説します。
それぞれの時期の与え方もお話しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
青のりは離乳食に使えるの?
青のりは離乳食中期~完了期まで、水分を含ませることを条件に使うことができます。
青のりは乾燥しているため、そのままでは気管に入り詰まってしまう可能性があるからです。
特に離乳食中期は水分だけでなく、とろみ付けが必要となります。
また、商品によっては加熱処理されていないものもあるため、離乳食で与える場合は火を通しましょう。
そして、青のりはアレルギーが出にくい食品なんですが、赤ちゃんは内臓が未熟ですからアレルギー反応が出る場合があります。
初めて食べさせる時はすぐ病院へ行けるよう、平日の午前中に様子を見ながら少量ずつ与えると安心です。
青のりを離乳食に使うメリット
青のりをはじめとする海藻類は栄養も豊富。
赤ちゃんに不足しやすい鉄分も摂ることができます。
体内に貯蔵された鉄分は生後6ヶ月頃から底をついてくるので、手軽に青のりで鉄を補給できるのは嬉しいですね。
また、いつもの料理に少し加えるだけで彩りや風味がアップしますから、離乳食の進みが悪い時のお助け食材としても使えます。
離乳食での青のりの与え方&おすすめレシピ
青のり粥…お粥が温かいうちに青のりを混ぜる
豆腐あんかけ…出汁に青のりを入れてとろみをつける
<後期>
卵焼き…卵を溶く段階で青のりを入れる
おやき…おやきの材料として青のりを入れる
<完了期>
お好み焼き…青のりは上からふりかけるより、水分を含ませるため具材として混ぜる
ハンバーグ…豆腐、ミンチ肉、片栗粉、青のりをこねて焼く
青のりを与える時は水分が必要なので、基本的に上にかけることはせず、他の材料と一緒に混ぜ込みます。
あおのりは毎日、赤ちゃんにあげてもいいの?
青のりは離乳食として毎日あげても問題ありません。
しかし、ヨウ素の摂り過ぎには注意が必要です。
ヨウ素は昆布やわかめなど海藻類に含まれるミネラルで、新陳代謝を促してくれる成長に欠かせない栄養素。
ただ、過剰に摂ると甲状腺機能低下症の原因となります。
0才児の1日のヨウ素上限摂取量は250㎎とされています。
青のり1gあたり27㎎のヨウ素が含まれているため、1日9~10g以上の青のりを食べ続けるとヨウ素過剰となり影響が出る可能性があるんです!
与えすぎない範囲で、毎日の離乳食に活用しましょう。
離乳食の青のりは「あおさ」で代用できる?
青のりとあおさは同じように使うことができますが、形状と香りが異なります。
青のりは粉状で磯の香りが強く、あおさはフレーク状で磯の香りはやや劣ります。
また、青のりの方が栄養価が高く、あおさは苦味があり少々固いので、初めのうちは青のりがおすすめです。
青のりの保存の仕方は?
未開封の場合は、冷暗所であれば常温保存が可能です。
ただし、青のりは一度開封すると湿気って味が落ちてしまいます。
開封済みであれば冷蔵か冷凍がおすすめ!
保存する際は袋をしっかりと密封し、青のりに空気が触れないようにしましょう。
特に冷凍は風味と食感が長持ちするだけでなく、栄養素も損なわれません。
乾燥しているため冷凍しても凍って固まることはなく、解凍なしでそのまま使えます。
青のりと離乳食 まとめ
「青のりを離乳食に使える時期」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・食べさせる時はとろみと水分を忘れずに
・青のりで鉄分補給ができる
・摂り過ぎると甲状腺機能低下症になるおそれも
・開封後の保存方法は冷蔵もしくは冷凍
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