すっきりと飲める炭酸水ですが、飲み過ぎると悪影響があるのでしょうか。
わたしは無糖の炭酸水をよく飲みますが、胃の調子が悪いときは逆流性食道炎のような症状が出るときがあります。
また、むくみで太るといった心配も。
そこで今回は「炭酸水の飲み過ぎ」について詳しく調べてみました。
適量についてもお話しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
炭酸水を飲み過ぎるデメリットはあるの?
無糖の炭酸水は、基本的に健康な人であれば飲み過ぎても体に影響はありません。
しかし、状況や体質によっては以下のような影響を及ぼします。
炭酸ガスにより胃が膨らみ、胃が刺激されることでキリキリとした不快感に繋がります。
✔腹痛、下痢
硬水の炭酸水はマグネシウムが多く、腸の働きが活発になりすぎることで腹痛や下痢の症状が現れます。
✔貧血
炭酸水に含まれる二酸化炭素が胃の中でアルカリ性になり、鉄の吸収を妨げることで貧血を起こしやすくなります。
✔虫歯
酸性の炭酸水が歯の表面のエナメル質を溶かし、虫歯に繋がるといわれています。
しかしこれは、加糖の清涼飲料水と比べると100分の1程度の影響力しかなく、無糖で酸性度の低い炭酸水であればほとんど問題ないレベルです。
レモンフレーバーなど酸性度の高い炭酸水を飲む場合や、歯への影響が気になる人は、なるべく歯につかないようストローを使って飲むのがおすすめです。
そして、無糖ではなく加糖の炭酸水は砂糖が多く入っているため、飲み過ぎると肥満に繋がります。
さらに、リン酸が含まれている場合は、過剰摂取によりカルシウムの吸収を妨げたり腎臓機能の低下をもたらす原因となりますので、注意が必要です。
炭酸水を水代わりにしてもいい?
無糖の炭酸水であれば、水の代わりに飲んでも問題ありません。
通常の水と同じように体内に吸収されます。
喉越しがよくスッキリと飲めるため、つわりで辛い妊娠中の方でも飲みやすいです。
しかし、炭酸ガスによりお腹がすぐに膨れてしまうことと、気泡の分だけ水分量が少ないこともあり、スポーツ中の水分補給には向いていません。
他にも、胃腸が弱い人や貧血気味の人には刺激が強いので、飲み過ぎないほうが良いですね。
各メーカーから販売されている炭酸水ですが、製品によって炭酸の強さや水の硬度など異なります。
プレーンだけでなく、レモンやグレープフルーツなどフレーバー付きのラインナップもありますので、飲みやすい商品を探してみてくださいね。
炭酸水を一日に飲む量&効果的な飲み方は?
成人に必要な1日の水分量は、2リットルが目安です。
2リットルのうち「7~8割は飲料」「2~3割を食事から」という風に推奨されています。
ですから、他の飲料も摂取することを考慮すると、炭酸水は1リットル程度が最適でしょう。
また、炭酸水を飲み慣れていない人は一度に摂取すると気分が悪くなるため、少しずつ飲んだり、炭酸が弱いものを選ぶと良いですね。
そして、ダイエット中の方は食前や食後に飲むのがおすすめです。
食前ならば炭酸でお腹が膨らみますし、食後なら「まだ食べたい!」という物足りなさを和らげてくれます。
炭酸水のメリットについて
無糖の炭酸水は便通改善に効果があります。
起きてすぐに飲むことで炭酸のガスが腸の動きを活発にし、便通がスムーズになるんです。
他にも炭酸水は飲むだけでなく、洗顔の水として使うことで肌の汚れを落とし、美肌にも効果があります。
炭酸水を飲み過ぎるとどうなる?まとめ
「炭酸水の飲み過ぎ」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・胃腸に問題がなければ水代わりに飲んでもOK
・炭酸水は1日1リットルまでが目安
・ダイエット中の方にも炭酸水はおすすめ
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