瑞々しくて甘い梨。夏から秋が旬のフルーツです。
そんな梨は水分が多くヘルシーなイメージがあるけど、甘みも強いですよね。
「梨は太るのか?太らないのか」結局どっちなんでしょう。
そこで今回は、梨は太るのかを他の果物と比較してみました。
また、梨のダイエット効果や食べ方についても紹介しているので、ぜひ最後までご覧くださいね。
梨は太る?カロリーや糖質をりんごと比較!
結論からお話すると、梨は食べても太りにくいフルーツです。
フルーツのなかでは低カロリーで糖質も低いのに甘みがあり、むしろダイエット中のデザートとしても向いているといえるでしょう。
梨と形がよく似ているフルーツにりんごがありますね。
年中スーパーに並んでいるうえ、お手頃価格のりんごは梨よりも買う頻度が高いという方もいるのではないでしょうか?
ここで、梨とりんごのカロリーと糖質を比較してみます。
◎糖質 梨:約10mg/100g りんご:約14mg/100g
カロリーと糖質、どちらも梨の方が低いことが分かりますね。
りんごもダイエット向きの果物ですが、より低カロリー・低糖質なものが良い方はりんごよりも梨をオススメします。
梨のダイエット効果や栄養は?
梨をオススメする理由はカロリーと糖質の低さだけではありません。
梨はカリウムを多く含むフルーツでもあります。
分かりやすく、さきほどと同じようにりんごと比較してみますね。
カリウムには、むくみ解消の効果があります。
体重だけではなく、むくみを解消してスッキリさせたい方には嬉しい働きですね。
梨にはカリウムがりんごよりも「100gあたり約30g」も多く含まれています。
微量に感じるかもしれませんが、梨とりんごのどちらを買うか迷ったときに参考にするのもいいかもしれません。
また、梨は妊婦さんにも向いている食べ物です。
前述したとおり、カリウムが豊富であり、水分を多く含んでいるため便秘予防になるのです。
クエン酸も含有しているので、疲労回復の効果も期待できます。
魅力たっぷりの梨ですが、妊娠中に食べる際に注意すべき点が一つあります。
それは、食べ過ぎないこと。
メリットとしてあげた水分の多さが、梨を食べ過ぎることで母体を冷やしてしまう原因になるのです。
また、これは梨に限ったことではありませんが、果糖の過剰摂取になってしまい、血糖値が上がり「妊娠糖尿病」になる危険性があります。
どんな食べ物でも言えますが、食べすぎには注意しましょう。
梨で太ってしまったのはどうして?
ダイエットに向いているはずの梨を食べて「体重が増えてしまった!」という声もあります。
その原因の多くは、食べる量とタイミング!
梨の大きさにより前後しますが、平均して1玉あたり約350g~450gほどあります。
参考として、厚生労働省が推奨する1日の果実の摂取量は200gです。
1玉まるまる食べてしまうと多すぎるので、1日半玉を目安に食べるといいですね。
また、寝る前や夜食として食べることは避けた方がいいと言えます。
こちらも梨に限った話ではありませんが、夜に食べることで体内での消化が追いつかず、エネルギーに変わるものが脂肪として体内に蓄積されてしまうのです。
結論として、梨は食べる量と時間帯にさえ気を付ければ「太りにくいフルーツ」と言えます。
梨のダイエット向きの食べ方について
朝食などへの置き換えダイエットも可能ですが、梨はバナナやりんごと比べて食べ方のバリエーションが多くないため、飽きることも考えると個人的にはあまりオススメしません。
ですので、ダイエット中には「食前にまず一切れ食べる」ことをオススメします。
梨は水分量が多いので少量でも満腹感を得ることができますし、その後の食事での食べ過ぎ防止にもなるんです。
また、1日の摂取量の目安は半玉なので、残ったぶんは空腹時やエネルギーが消費されにくい夜を避けて食べるとよいですよ。
例としては「食前に1切れ食べて、おやつの時間に残りを食べる」といった食べ方もできます。
梨は太るの? まとめ
「梨は太るのか」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・カリウムと水分が豊富なのでダイエット向き
・食べる量とタイミングに気をつけよう
・食前にまず1切れ、残りは夜までに食べるのがおすすめ
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