卵焼きを常備菜にできれば、おかずにお弁当にと大助かりです。
でも、卵の料理は傷みやすいので「日持ちはどれくらい?」と気になるところ。
そこで今回は、卵焼きの日持ちを保存方法別に詳しく調べてみました。
また、作り置きした卵焼きはお弁当OKなのかも紹介しているので、ぜひ最後までご覧くださいね。
卵焼きはいつまで日持ちする?常温・冷蔵・冷凍で比較
冷蔵保存:卵焼きの日持ち
「具を入れている」もしくは「入れていない」卵焼きでも、冷蔵の場合は当日もしくは翌日までに食べるようにしましょう。
卵焼きは腐りやすいです。冷蔵しても細菌の繁殖を完全にストップさせることは出来ません。
特に水分多めの具(トマト等)の場合は、当日中に食べましょう。
また、半熟の状態の場合も傷みやすいため、なるべく当日中に食べることをおすすめします。
チルドタイプの卵焼きの場合はパッケージの賞味期限を守り、開封後は2~3日以内に食べきりましょう。
おせちに入っている伊達巻きの場合は味が濃いので、冷蔵で7日ほど日持ちします。
冷凍保存:卵焼きの日持ち
冷凍すると菌の繁殖がストップするため、保存の目安は2週間ほどとなります。
それ以上の期間になると「冷凍焼け」を起こし、風味が著しく低下してしまうんです。
また、冷凍保存するのであれば、水分少なめで作ることをおすすめします。
特にだし巻き卵は冷凍に向かないので、だし汁の代わりに顆粒だしを使うなどの工夫が必要です。
常温保存:卵焼きの日持ち
卵焼きの常温保存は腐りやすく、危険なので避けた方が良いでしょう。
室温や湿気が高かったりと悪条件が重なると、2時間ほどで腐ることもあります。
冬でも半日ほどが、常温の限界です。
卵焼きが腐るとどうなる?
卵焼きが腐った際は下記のような特徴がみられます。
・ぬめりがあったり、糸をひいている
・酸っぱい、もしくは変な味がする
手作りの料理は明確な賞味期限がないため見極めが難しいですが、変化を見て食べるのを控えてください。
前日に作り置きした卵焼きは、お弁当に入れても大丈夫?
前日に作った卵焼きでも冷蔵保存していれば、お弁当に入れても大丈夫です。
ただし、作った時に常温で放っておいたものはNG。
常温で放置することで菌の繁殖が進んでしまっているので、「翌日の」しかもおかずが傷みやすいお弁当には向きません。
翌日のお弁当に入れるのであれば、粗熱がとれたらラップをして、空気にあまり触れないように早めに冷蔵庫へいれましょう。
また、夏場であればお弁当に保冷剤などを使用する、抗菌シートを乗せる、梅干しを入れるなどの対策が必要です。
日持ちする卵焼きのレシピと保存方法!
卵焼きを日持ちさせるには、下記のような工夫が必要です。
・水分が多い食材は使わない
・だし汁は使わない
・味は濃くする
・マヨネーズを入れる
・お酢を入れる(目安は卵2個に対して小さじ1程度)
ポイントは「水分」です。
水分が多いとどうしても腐りやすくなるので、砂糖や醤油などの味の濃い調味料を使いましょう。
また、傷み防止のため殺菌作用がある「お酢」も効果的です。
そして、3日以上日持ちさせたい場合は、冷凍で保存することをおすすめします。
粗熱が取れたら一回ずつの量をラップで包み、冷凍しましょう。
解凍は電子レンジ600wで1分20秒ほどです。
様子を見ながら加熱時間を調整してくださいね。
卵焼きの日持ちは? まとめ
「卵焼きの日持ち」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・卵焼きが腐ると臭いや見た目に変化
・前日に作った卵焼きでも冷蔵保存しておけば、お弁当に入れられる
・ただし、夏場は保冷材や抗菌シートなどの工夫が必要
・日持ちさせるためには、水分を少なく味は濃いめで作る
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