牛乳の代わりとして需要が増えているアーモンドミルク。
私もスーパーで見かけるとつい手にとってしまうのですが、牛乳や豆乳とはまた違う不思議な味がします。
そんなアーモンドミルクは美容や健康に良いと評判ですが、実はデメリットがあるんです。
そこで今回は、アーモンドミルクのデメリットとメリットについて分かりやすくお話していきます。
「アーモンドミルクをよく飲むよ」という方の参考になれば嬉しいです!
アーモンドミルクのデメリットは?危険性や問題点について!
アーモンドミルクの「カラギーナン」という添加物が、腸に炎症を起してしまう可能性があると指摘されています。
カラギーナンはアーモンドミルクが分離するのを防ぎ、とろみを出すために使われていますが、腸に炎症を起こしてしまう原因になるのでは…といった懸念が以前からあるようです。
ただ、このカラギーナンは「増粘剤」「安定剤」として様々な食品に使われており、アーモンドミルクだけに使われているわけではありません。
また、腸に炎症を起こすというのは、げっ歯類に行われた実験の結果なので、人間に当てはまるのかは今の段階では疑問視されています。
そして、アーモンドミルクのもう一つのデメリットが「太る」です。
アーモンドミルクはたんぱく質が200mlあたり約1gと少なく、飲みやすくするため砂糖が加えられている商品がほとんどですね。
たんぱく質が少ないということは、腹持ちが良くないので満足感が得られず、飲み過ぎて太る可能性があるんです。
また、カルシウムも牛乳の半分ほどで、効果を期待するなら栄養が強化されたアーモンドミルクだけになります。
アーモンドミルクの7つのメリット
・下痢にならない
・便秘解消
・美肌、アンチエイジング効果
・コレステロールの上昇抑制
・血流促進
・生理周期の安定
砂糖不使用のアーモンドミルクは、200mlあたり約39kcalと低カロリーです。
脂質は豆乳と比べると少ないわけではありませんが、良質な脂質であると言われています。
また、乳糖が含まれていないので、牛乳で下痢になってしまう人も飲むことが出来るんです!
他にも、アーモンドミルクにはホルモン分泌を整えるビタミンEがゴマの約300倍も含まれているので、女性は生理周期の改善が期待できます。
沢山メリットがあるんですね。
アーモンドミルクを飲む最適なタイミングとは?
アーモンドミルクはどのタイミングでも飲んでOKですが、目的で決めましょう。
◎便秘がち
便秘がちな方には、朝食前がおすすめです。
アーモンドミルクは食物繊維が豊富ですから、朝食前に飲むことで腸への刺激が期待出来ます。
◎アンチエイジング
アンチエイジング効果を期待するなら、食後がおすすめです。
アーモンドミルクを食後に飲むと、老化物質の体内への蓄積を抑制できます。
◎ダイエット
ダイエットしたい方は、口寂しい時のおやつ代わりに飲むのがおすすめです。
低カロリーで良質な脂質を含んでいるので、飲み過ぎなければダイエットになります。
また、これまで牛乳を常飲してきた方は、アーモンドミルクに変えるだけで痩せる効果が期待出来ます。
どのタイミングで飲むにしても、1日の摂取量は200mlに押さえましょう。
カロリーが低くても飲み過ぎは太ったり、栄養素の過剰摂取になる恐れがあります。
無糖アーモンドミルクのおいしい飲み方を紹介
①アーモンドミルクカフェラテ
アーモンドミルクが「まずい」と感じてしまうのは、水っぽさや牛乳や豆乳に比べて味気がないからです。
コーヒーとラカントSを加えることで、コクと甘みで飲みやすくなります。
②アーモンドミルクかん
アーモンドミルクの栄養素を摂りいれるのなら飲むだけでなく、食べるのもおすすめです。
粉寒天で固めることでダイエット向きのおやつになります。
アーモンドミルクのデメリット まとめ
アーモンドミルクのデメリットについてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・砂糖や添加物が加えられている製品を飲み過ぎると太る
・アーモンドミルクはたんぱく質やカルシウムが少ない
・アーモンドミルクには便秘改善やアンチエイジング効果
・1日の摂取量は200ml以内が目安
アーモンドミルクは欠点がない飲み物だと思っていましたが、心配なデメリットもいくつかありました。
しかし、カラギーナンは他の飲み物にも使われており、「アーモンドミルクだけ」というわけではないようです。
牛乳や豆乳だけでなく、アーモンドミルクが飲料の選択肢に入ってくるのは個人的に嬉しいので、これから適量を守りつつ飲んでいきたいと思いました!