Amazonプライムで公開されている「コララインとボタンの魔女」を見ました。
子どもの向けの作品だと思っていたのですが、ストーリーやキャラデザインが秀逸で、しかもめちゃくちゃ怖い!
偽物のママ、ボタンの目、綺麗だけど不気味な世界…。
直感的な恐怖が表現されていて、これは「ちょっとしたトラウマものだな」と思いました。
今回はそんなコララインとボタンの魔女の世界観についてや、魔女に関しての考察を詳しく行っていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
コララインとボタンの魔女とは?
11歳の少女コララインが両親と一緒に古いアパートに引っ越してきた。
普段はパパにもママにも遊んでもらえないコラライン。ある日ワイビーという少年に不思議な人形をプレゼントされる。
それから不思議な世界に迷いこむように、アパートに小さな扉があるのを見つけた。
扉の先には、目がボタンの優しいママがいて…。
コラライン…榮倉奈々
コララインの母親/ボタンの魔女…戸田恵子
コララインの父親…山路和弘
黒猫…劇団ひとり
ワイビー…浪川大輔
コララインとボタンの魔女はディズニーに間違われがちがちですが、ディズニー作品ではありません。
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のヘンリー・セリックさんが監督をしています。
コララインとボタンの魔女はトラウマ級?世界観が不気味すぎる
コララインとボタンの魔女は、始まりから暗い雰囲気で「何か起こりそう!」という予感がビンビンします。
ストップモーションアニメとCGの融合で、出てくるキャラも全てが不気味。
特にボタンの魔女がいる世界は永遠に抜け出せない感じがして、本当にトラウマ級のアニメです。
ラストの凄い勢いでコララインを追いかけてくる魔女のシーンは、思わず息をのむ迫力でした。
コララインとボタンの魔女の口コミ!
Twitterからみんなの口コミを集めました。
・本気で怖かったけど、なぜか好きな映画
・あの不気味さはセリック監督だからこそ出来た
・ほどよい怖さと可愛さで家族で見れる
・人形を作るシーンが好き
「不気味だけどなぜか好きな映画」という感想は、よく分かります。
コララインとボタンの魔女は定期的に見たくなるんですよね。
ボタンの魔女の正体はクモ?
ボタンの魔女の正体は「クモ説」が有力です。
最初のほうのシーンでクモが出てきたことが伏線で、黒猫が強力な味方になってくれるのも相手がクモだからこそと言えますね。
また、クモの生態そのものもボタンの魔女である有力な証拠です。
仲間と群れず一匹だけで生活し、母グモは子どもが孵化する前に死んでしまいます。
何だか少し寂しい感じ。
ボタンの魔女は台詞の端々に孤独が垣間みえてましたよね。
コララインとボタンの魔女その後を考察
ボタンの魔女はコララインが逃げ出す時に「あなたがいないと生きていけない」と言ってましたね。
これは、
・コラライン(子ども)がいないと存在としての死を迎える
・コララインがいないと寂しい、また新しい子を探さなければいけない
と2つの意味にとれます。
とはいえ、クモは手を1本失ったくらいでは死なず、魔女があれで消滅したとは思えないですから不気味な世界で新たなターゲットが来るのを待っているのでしょう。
コララインとボタンの魔女はトラウマだけど、引きこまれる
コララインとボタンの魔女について考察してきました。
不気味な世界だけど、幻想的で引きこまれてしまう映画でした。
何度見てもおとぎ話の世界に迷い込んだ気持ちになります。
プライムビデオで配信中なので、もう一度見たい方はチェックしてみてくださいね!