この記事は「スープジャーで腐りやすい中身と条件」について知りたい方に向けて書いています。
先日、念願のスープジャーを買いました。
朝に仕込んだ汁物が、昼まで温かく保存できるとあって、「便利そうだなー」とずっと気になっていた商品です。
さっそく使ってみると、本当に便利!
お昼に暖かいスープが飲めるって嬉しすぎます。
でも昨日の朝、豆腐の味噌汁をスープジャーに入れたんですが、「これって腐らない?」とふと疑問が。
味噌汁って腐りやすいし、豆腐もやばそうですよね…。
結果、飲んでも大丈夫だったんですが、
・何時間で腐る?
・どんな食品がやばい?
と疑問だらけ。
スープジャーで食べ物を腐らせたくないので、
腐りやすい条件、入れてはいけないランチについて調べました。
分かりやすくお話していきますね。
これで安心スープジャー生活。
スープジャーで腐る条件!原因はなに?
スープジャーで腐ってしまう原因は、中で細菌が増えてしまうからです。
気になる細菌が増える原因は…
- 30~40度の温度帯である
- 汁物を入れる時の衛生状態
と大きく2つあります。
まず食品が腐りやすいのは30~40度!「魔の温度帯」と言われています。
逆に腐りにくいのが65度以上、10度以下なんです。
スープジャーにぬるい汁物を入れて長時間放置すると、腐りやすくなってしまうんですね。
また、汁物を入れる時の衛生状態も大事です。
ちょっと味見したおたまでスープジャーに入れてしまうと、細菌がついた状態になるのでアウト!
中で細菌が増える原因となっていまいます。
そしてもう1点、心配なのが夏ですよね。
夏だと食材が傷みそう…って思いませんか?
でも、スープジャーは温度を保つ製品なので、腐りやすい時期はないんです!
だから夏でも「熱い」もしく「冷たい」汁物を入れることで、細菌の増殖を防止できます。
ただし、いくら夏でも大丈夫だからといって、直射日光が当たる場所での保存は念のため止めましょう。
スープジャーに入れると腐りやすいランチ一覧
- 味噌汁
- 牛乳
- 豆乳
- シチュー
- カレー
- 炊き込みご飯
- オートミール
- お粥
汁物はアツアツの状態で持ち運んでいれば腐りにくいのですが、味噌汁は中身の具材によって、腐りやすくなります。
じゃがいもや豆腐の具材は傷みやすいので、代わりに乾燥したワカメやネギなどを入れることで腐りにくくなります。
カレーもじゃがいもが入っているので、スープジャーに入れる時はじゃがいもを抜くと良いと思います。
そして、乳製品も腐りやすい食品です。
スープで牛乳を使うのならば温度管理に気をつけて、早めに飲むことをおすすめします。
シチューにはじゃがいもだけではなく、牛乳や豆乳を使うので、さらに腐りやすくなります!
炊き込みご飯も、腐りやすい食べ物として知られていますね。
使う具材によって傷みやすく、足が早いので、スープジャーでの保存では十分に気をつける必要があります。
反対に腐りにくい食材は?
では、逆に腐りにくい食品とはなんでしょう。
一般的には、キャベツや白菜といった葉物野菜や、大根、玉ねぎは安心だと言われています。
スープやお味噌汁にこれらの野菜のみを入れると、腐りにくい汁物となります。
また、沸騰寸前まで温めた、あるいはよく冷やした食品は腐りません。
腐りにくいスープジャーのおすすめの使い方
腐りにくくするためのポイントは全部で3つ!
- 熱いものを入れる時は事前にお湯で温める
- 食品を入れてから6時間以内に食べきろう
- 決められた容量まで入れる
まず食品を入れる前に、スープジャーの中の温度を調節します。
温度を一定に保つため、お湯で温めてから食品を入れましょう。冷たいものに関しては温める必要はなく、氷水で冷やします。
また詰めてから、6時間以内に食べ切りましょう。
12時間だと『魔の温度帯』になりやすいので、朝作ったら昼には食べたいですね。
そしてスープジャーには少ない量よりも、説明書に書いてある通りの量を入れましょう。
大抵は「線のところまで」など、目安があると思います。
ある程度の量を入れることにより、冷めにくくなったり、温度が上がりにくくなりますよ。
おわりに
お弁当にスープジャーを持っていくと、嬉しい気持ちになりますが、腐るのはなんとか避けたいところです。
ただ、スープジャーは使い方さえ気をつければ、食品を腐らせにくいアイテムだと分かりました。
みなさんも今回紹介した情報を参考に、「ランチにスープジャー」で楽しい食事時間を過ごしてくださいね。