先日、小学生の娘が友達に「クッキーをあげたい」と張り切っていたので、学校が終わったあと一緒に作りました。
渡すのは翌日の夕方です。
冬だったらなんの問題もないんでしょうが、梅雨時期なので翌日まで常温保存で日持ちするのか心配になってきました。
なんせ人にあげるものですからね……。
そこで、クッキーの賞味期限について調べてみました!
また、休日にクッキーを作ると大量に余ります。
冷蔵庫に保存し3日~4日かけて食べてるのですが、いつも湿気てるんです。
「いつまでも美味しいクッキーが食べたい」ということで、
状況別のベストな保存方法についても調査しました。
手作りクッキーの日持ちは?
手作りクッキーは常温・冷蔵・冷凍で、それぞれどれくらい日持ちするんでしょうか。
本記事では「日持ち=賞味期限」として考えています。
賞味期限は、美味しく食べられる期間のことです。
常温保存での賞味期限:
常温での賞味期限は約3日です。
1週間もつという説もありますが、梅雨時期や夏は湿気や気温が高いため傷んでしまいます。
おいしく食べるのなら、3日以内に食べるほうが良いですね!
逆に冬であれば1週間でも大丈夫だと思います。
常温保存は最もクッキーに負担がかかりにくい方法で、冷やす・温めるといった温度変化がありません。
焼く時は高温で雑菌が死滅しているので、原則として冷蔵庫に入れなくてもOK。
クッキーは常温保存が基本なんです。
<常温保存のやり方>
粗熱を取り、密閉容器に乾燥剤(シリカゲル)と一緒に入れる。日の当たらない涼しい場所に置く。
冷蔵保存での賞味期限:
冷蔵での賞味期限は約1週間です。
常温に比べて少し保存期間が伸びました。
クッキーに入れた卵やバターは劣化したり酸化しやすいので、心配な方は冷蔵庫に入れておくと良いですね。
しかし冷蔵保存にはデメリットがあり、冷蔵庫の他の食品の水分で湿気てしまう可能性があります。
また、常温に戻した時にも結露で湿気やすいです。
<冷蔵保存のやり方>
粗熱をとって、ジップロックなどの袋・タッパーに乾燥剤と共に保存。
冷凍保存での賞味期限:
焼く前の生地、焼いた後のクッキーどちらも冷凍保存できます。
賞味期限は約1ヶ月です。
一度に大量に焼いて、あとは冷凍保存をする方もいますね。
日持ちも長く解凍後もサクサク食感は失われないのですが、臭いうつりが気になるという意見もあるようです。
<冷凍保存のやり方>
・焼く前の生地の場合
生地をラップにきっちり包む。使う時は冷蔵庫で解凍。
・焼いた後のクッキーの場合
粗熱をとり、フリーザーパックなどに入れて保存。解凍は凍ったクッキーをお皿に並べて、電子レンジ600wで10~20秒。
傷みにくい、傷みやすいクッキーの種類
クッキーには種類や入れる材料によって、傷みやすさが変わってきます。
卵・牛乳・バター・生のフルーツは、傷みやすい材料の代表。
水分が多く、素材そのものが腐りやすいからです。
また、カントリーマアムのような食感のソフトクッキーは上記の材料が使われていることが多く、水分をしっかりと飛ばして焼いていないため要注意!
反対に傷みにくいのはシンプルなクッキーです。
もし何か中身を入れたかったら、水分を含んでいないドライフルーツがおすすめ。
薄くカリッとした仕上がりであれば、充分に水分を飛ばしているので、更に傷みにくいです。
手作りクッキーがサクサク!状況別の保存方法は?
クッキーの保存方法は常温・冷蔵・冷凍と3種類あります。
どの保存方法がベストなのかは、状況によって違うんです。
・バレンタインなど誰かにプレゼントする
誰かにあげる時は、常温保存をおすすめします。
味が劣化しにくいからです。
冷蔵・冷凍はどうしても湿気てしまったり、解凍が上手くいかない心配がありますが、常温保存ならその心配はありません。
プレゼントする前日~2日前までには、作っておくと良いと思います。
・自分で食べる場合
自分や家族で食べる場合は、常温・冷蔵・冷凍どの方法でもOK!
保存したい期間によって選びましょう。
おまけ:クッキーが腐るとどうなる?
クッキーは腐ると臭い、見た目、味に変化が出てきます。
- カビが生えている
- 油くさい
- 独特な臭いがする
- 糸が引く
クッキーは腐りにくい食べ物ですが、使っている材料や保存期間によって、腐ってしまうことがあります。
上記のような特徴が見られたら、お腹をこわす前に処分しましょう。
手作りクッキーの日持ち!まとめ
クッキーの日持ちは常温3日、冷蔵1週間、冷凍1ヶ月ということが分かりました。
娘と作ったクッキーをお友達に翌日あげても大丈夫とのことで、ほっとしました。
自分で食べるなら冷凍も良いですね。
一度に大量に作って好きな時に食べられます。
みなさんも今回の記事を参考に、手作りクッキーを楽しんでくださいね!