「体に良いイメージの麦茶だけど、デメリットってあるのかな?」
麦茶といえばカフェインが入ってないので、妊婦さんでも小さいお子さんでも飲めることで有名です。
でも私の場合、なぜか体に合わないというか……飲んでも潤う感じがしません。
逆に、唇がかさつく感覚すらあります。
本当に麦茶は、体に良いものでデメリットってないのでしょうか?
麦茶にデメリットはあるの?
麦茶にデメリットは……あります!
体を冷やす、アレルギーといったまさかの体への影響がありました。
体を冷やす
麦茶の原料である大麦には、体を冷やす効果があります。
そのため、麦茶を飲み過ぎると体温が下がって冷えを感じるんです。
だから暑い夏には麦茶なんですね!
しかし、胃の働きが悪かったり、冷え性の人は要注意。
体が冷えることで、麦茶の吸収が滞ってしまいます。
私も胃が弱いんです……。
麦茶を飲んだ時に感じた不調は、体が冷えたからなんですね。
また、麦茶は冷蔵庫で冷やして飲むことが多いので、更に冷えちゃう悪循環です。
アレルギー
麦茶には、アレルギーのリスクあり!
麦茶の原料である大麦は、小麦とたんぱく質の構造が似ているためです。
そのため小麦がダメな人が大麦を摂取すると、アレルギーが出てしまう可能性があるんですね。
また、大麦自体にアレルギー反応を起こす人もいます。
麦類全般の除去が必要な方は、とくに気をつけたいところですね。
デメリットを感じない麦茶の飲み方
アレルギーの場合はデメリットを感じなくするのは難しいですが、冷えは対応出来ます。
常温(20~35℃)で飲む、これだけ!
蛇口から出てくる水の温度が常温で、胃腸への負担がもっとも軽く、体への吸収速度が早いです。
60~80度に温めて飲むのも胃腸に優しいのですが、体への吸収速度は常温よりも遅くなります。
冷え性で胃が弱い人は水分の吸収がスムーズに行われないので、常温で飲むことをおすすめしたいです。
または、夏は常温で冬は寒いので温めても良いですね!
麦茶にはメリットもいっぱい
麦茶にはデメリットだけではありません。
メリットも沢山あるんです。
カフェインが入っていない
妊娠・授乳中、小さい子の飲み物といえば麦茶ですね。
カフェインがゼロなので、安心して飲めます。
私の娘も保育園に通っていた時、お茶といえば麦茶でした。
ミネラル(ナトリウム、カリウム)が豊富
ノンカフェインだけでなく、麦茶はミネラルが豊富なんです。
例えば伊藤園の「健康ミネラルむぎ茶(650mg)」では、
マグネシウム3mg、亜鉛0~0.7mg、リン8mg、カリウム78mg、マンガン0~0.07mg
が含まれています。
ミネラルは体の水分バランスを適正に保つ効果があり、熱中症を予防してくれるんです。
夏の麦茶は、理にかなってるんですね!
血液サラサラ
麦茶の香ばしい香り成分である「アルキルピラジン」
血液サラサラ効果があることが、人間の血液を調べる試験によって証明されました。
ミネラルウォーターでの変化はなかったのですが、麦茶は飲んだ後60分にかけて血液の流れの良さが持続。
夏の水分不足による血液ドロドロ、脳梗塞の発症を抑制できます。
麦茶のデメリット まとめ
麦茶には、デメリットがあることが分かりました。
アレルギーはかなり気をつけたいところですが、冷えに関しても注意したほうが良さそうですね。
自分の体質の見極めが、大切になってくるかもしれません。
とはいえ、麦茶にはメリットも沢山あります。
これからの季節、熱中症予防に上手く活用していきたいものです!