今回はフレッシュクリームと生クリームの原材料についてお伝えしていきます。
お菓子やパスタやスープに使われる生クリーム。こっくりとした味は幸せな気分にしてくれますよね。
スーパーの陳列棚を見ると、フレッシュクリームと生クリームが一緒に並んでいます。
2つの違いをじっくり意識してみたことはありますか?
・生クリーム使用フレッシュってなに?
・2つのクリームの使い道
フレッシュクリームと生クリームの値段の違いの理由もわかりますよ!
ぜひ記事をチェックしてみてくださいね。
フレッシュクリームと生クリームの原材料と違い
フレッシュクリームと生クリーム、2つのちがいを見てみましょう。
フレッシュクリーム
フレッシュクリームは植物性脂肪で作られています。
「コーヒーフレッシュ」の名前で売られているものもあるので、イメージがつく人も多いはず。
パームやヤシ、大豆の油が主な原材料です。
食品分類上は「植物性油脂食品」となり、乳化剤や香料が添加されていることも。
動物性脂肪を使っていないものはビーガンの人にも選ばれていますよ。調理するときに分離しづらく、扱いやすいのも特徴です。
口当たりは軽く、生クリームに比べて「こっちの方が好き!」という人もいます。
常温で長期間保存ができるメリットもあります。
生クリーム
「生クリーム」は乳脂肪18%以上のものを指し、生乳から乳脂肪を分離させて作ります。
「純正生クリーム」の横に書かれている35や47といった数字は乳脂肪の数字です。
「純正生クリーム」は乳脂肪のみで作られており、乳化剤や安定剤などの添加物は入っていません。
添加物が気になる人も安心して使うことができますね。
口にすれば、しっかりとしたコクと口溶けを感じることができます。生乳は生産量も限られているので、どうしても価格が高くなりがち!
実際にスーパーで見てみると、フレッシュクリームの約2倍の値段でした。
また、賞味期限も短いのですぐ使い切る必要があります。
生クリーム使用フレッシュとは?
大手メーカーも続々と出している「生クリーム使用フレッシュ」。
昨今、お財布に優しいクリームとして人気が出ています。
スーパーでは純正クリームと一緒に並んでいることも多いですね。
生クリーム使用フレッシュは、乳脂肪と植物性脂肪が混ざったもの。コンパウンドタイプとも言われます。
合わせて、乳化剤や安定剤などの添加物も加えられています。
生クリームに比べて値段も安く日持ちもするので人気ですが、「泡立ちに時間がかかる」「やや油っぽさが口に残る」という意見も。
生クリームとフレッシュクリームのいいとこ取りですが、逆にどっちつかずと感じる人もいるようですね。
フレッシュクリームと生クリームの使い道
フレッシュクリームは生クリームの代替品と思われがちですが、特徴を活かして使い分けることもできます。
生クリームの濃厚な味は格別ですが、重くて量を食べられないという声も。
そんな時はフレッシュクリームの口当たりの軽さを活かしてみましょう。
特に夏に作るカルボナーラなどのクリーム系パスタは、フレッシュクリームで作るのがおすすめです。
さっぱりとした仕上がりになるので、暑い時期でも食が進みますよ。
また、純正生クリームを泡立てたクリームは、やや黄ばんだ色味となります。
白い見た目が欲しいシーンでは、フレッシュクリームをあえて使うのも手です。
軽い口当たりや見た目の白さを求めるならフレッシュクリームを、乳本来のしっかりとした味わいと重厚感を出すなら生クリームを使うのがいいですね。
まとめ
・「生クリーム使用フレッシュ」は生乳と植物性脂肪のハイブリッドタイプ
・出来上がりの見た目や、口当たりで生クリームとフレッシュクリームを使い分けるのも手
フレッシュクリームと生クリームは、時期やシーンによって使い分けてもいいですね。
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