春の味覚であるウド。
歯ごたえがよく旬のものなので「今食べないと!」と思い、つい食べ過ぎてしまうことも。
そんなウドは食べ過ぎるとどのような影響があるのでしょうか。
そこで今回は、
✔うどを食べ過ぎるとどうなる??
✔食べる際のポイントと保存方法
について詳しく解説していきます。
うどをたくさん食べたい方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
うどはどんな山菜?
うどはシャキシャキとした独特の食感が人気の多年草の山菜です。
旬は3月から6月頃。春から初夏にかけてです。
スーパーでうどを見かけたら「春が来たんだな」と実感しますよね。
種類は大まかに分けて2つあります。
天然もしくは日光に当てて栽培する「山うど」と、光をさえぎった環境で栽培される「軟白うど」です。
スーパーで多く流通しているのは、軟白うどになります。
山うどは香りや苦味が強く、野性味あふれた風味が特徴。
天ぷらには苦味の強い「山うどを使う」という人もいます。
うどを食べ過ぎるとどうなる?
うどを食べすぎると、アレルギーのような症状が出たり下痢になります。
原因はアク抜きがしっかりとされていないからです。
うどには独特の苦味がありますよね。
この苦味のもとになる成分が、植物性アルカロイドです。
うど以外にもたらの芽やふきのとう、菜の花などにも多く含まれています。共通してほろ苦い春野菜ですね。
この植物性アルカロイドには毒性はないとされています。
むしろ高いデトックス効果があり、積極的に摂る人もいるほど!
しかし、デトックス効果といっても苦味は体に刺激になりやすいため、影響が強く出ると口の周りが痒くなったり、蕁麻疹、下痢になってしまうんです。
うどを食べる時に気をつけたいポイント
うどはアク抜きをすれば生でも美味しく食べることができます。
①水400mlに対して小さじ1の酢を溶かす
②作った酢水に10分つけておく
茎の部分を調理するときは、切り方に注意してください。
うどの独特な食感は繊維に沿って包丁を入れることで保たれます。
切るときは輪切りにせず、縦に切ることをおすすめします。シャキシャキとした独特な食感が食欲を増進させますよ。
また、うどと言えば「酢味噌和え」が有名な調理法です。
アク抜きをして軽くゆすいだあと酢味噌と和えます。
シャキッとした食感と、爽やかな風味を楽しむことができますよ。
酢味噌以外にもマヨネーズやフレンチドレッシングなど、酸味のある調味料との相性もバッチリです。
うどの適量は?
「何グラム以上が食べ過ぎ」という量は決められていません。
ですから、自分のお腹と相談しながら食べると良いですね。
ちなみに、和え物(1人分)に使う量はうどの可食部40gが目安です。
大体1本の4分の1くらいなので、参考にしてくださいね。
うどの保存方法
うどは日光に当たると固くなってしまいます。
すこし湿らせた新聞紙やキッチンペーパーなどでくるんで、冷暗所や野菜室で保管しましょう。
あまり長期の保存はできません。1〜2日を目安に食べきってください。
食べきれなかった分は、冷凍保存もできます。
その際は生のままではなく、下茹でしたものを冷凍してください。
冷凍すれば1ヶ月ほど保存することができます。
まとめ
最後にポイントをまとめます。
・アク抜きは酢水につけるだけ
・うどは長期保存ができないので2日以内を目安に食べきろう
・日持ちさせるなら冷凍保存がおすすめ
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