りんごが腐るとどんな色?見分け方や腐る前の変化|食べたらどうなる?

りんご

一年を通して手に入りやすい果物のりんご。

とはいえ、茶色になっていたり、変色によって食べられるかどうかの判断がいまいち分からないこともあります。

そこで今回は、

・りんごが腐るとどうなる?
・腐ったりんごの見分け方
・食中毒の可能性
・リンゴの保存方法

について詳しく解説します。

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りんごが腐るとどうなる?見分け方は?

腐ったりんごの画像

りんごは腐ると見た目に変化が現れるので、腐っているかどうか判断しやすいです。

・全体がシワシワになる
・鮮やかな赤みがなくなり、赤茶っぽい色の皮に変色する
・所々カビが生える
・触ってみると柔らかい感触で、水分が出ている

このような変化が見られたら注意が必要です。

りんごが腐ってしまった場合は見た目の変化に加え、変な酸味がある味や匂いになります。

我が家では毎年のように親戚が秋の終わり頃にリンゴを送ってくれるのですが、量が多いと食べ進めるのが遅くなってしまうことがあります。

毎年見ていて分かったのですが「そろそろ腐ってしまうかも…」と思う時はいつも、ほんのりシワシワになり、指でさわると少し柔らかい感じがします。

この兆候が見え始めると急いで食べ進める我が家です(^-^;

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茶色いりんごは腐ってない?

また、りんごの中だけが茶色に変色している時もありますよね。

りんごが茶色くなる原因は主に2つです。

蜜が入ったりんご

原因①:蜜によるもの

蜜が腐ることで起こる「蜜腐れ」によるものです。

蜜の入ったりんごを切ると、芯の当たりがうす茶色く変色している箇所があります。

これが酷いと腐ることがあり、全体に広がります。

購入してすぐであれば大抵はお店で返品・交換してもらえますが、茶色の部分が少量だったら取り除いて食べることも可能です。

原因②:長期保存によるもの

お店でキレイなりんごを選んで買ってきても「切ってみると中が茶色くなっていた」ということもあります。

これは長期保存によるものですが、食べても問題はありません。

しかし、味はあまり美味しくはありません。

りんごはスーパーで一年中見かける果物です。

これは、りんごが旬の秋〜冬に収穫したものを特殊な貯蔵方法で保存し、春〜夏にまた店頭に並べているためです。

そういった長期保存が関係し、茶色くなっていることもあるというわけですね。

こちらも、返品交換してもらえることが多いです。

腐っていたからと諦めて、すぐに捨ててしまわないようにしましょう。

腐ったりんごを食べると食中毒のおそれ!?

あきらかにカビだらけだったり、真っ茶色に変色し見た目もなんだかブヨブヨしているものだったら体調に支障をきたす可能性が高いですが、まず食べないですよね。

多少のシワシワや茶色っぽくなってきているものは、食べても体調に支障をきたす可能性は低いようです。

しかし、味は格段に落ちており、食感がモサモサになっています。

美味しくない上に絶対に安全とは言えないのに、無理して食べる事はさけたいですね。

念のため、体のためにもやめておいたほうがいいですね。

エプロン姿の女性

腐りかけのりんご消費レシピ

早めに食べてしまいたいりんごは、生ではなく加熱して食べましょう。

加熱することでペクチンという食物繊維が「6〜9倍に増える」という研究結果があります。

食物繊維で便秘の改善が期待できますね。

また、加熱することでカサが減るので、余ったりんごをたくさん消費できるメリットも。

では以下から、りんごを加熱して作る料理のレシピをご紹介します。

<コンポート>
①りんごを四等分に切り、芯を取り除いて更に二等分に切る
(皮が気になる方は剥いてください)
②耐熱容器にりんご、はちみつ大さじ2、レモン汁大さじ2を入れる
③ふんわりラップをかけ、600wの電子レンジで2分加熱。一度取り出して混ぜる。ラップをせずに再度2分加熱する
④粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす

はちみつのまろやかな甘さがあり、レンジであっという間に作れるレシピです。

りんごのコンポート

<煮りんご>
①皮を剥いて、一口大にカットする
②火にかけたフライパンにバター5g、カットしたりんご、砂糖20g、レモン汁大さじ1を入れる
③りんごから水分が出てくるので、水分が全てなくなり、全体がしんなりしてくるまで煮る
④最後にシナモンをふる

我が家ではこれを「アップルパイの中身」として使ったり、バニラアイスを添えておやつにしたり、冷凍しておいて食後のデザートとして出したりしています。子供も大人も喜んでくれます。
ただ、シナモンが嫌いなかたもいるので、その点には注意してくださいね。

りんごの保存方法

りんご保存

りんごを丸ごと保存する場合は水分を保つため、キッチンペーパーで一つずつ包みます。

それを個別にビニール袋に入れ、しっかりと袋の口を閉じます。
(りんごのエチレンガスが放出しないように)

上記の方法であれば約2ヶ月は日持ちします。

また、カットしたリンゴは冷蔵庫に入れても3日ほどしか持ちません。

日持ちさせるなら冷凍がおすすめです。

食べる大きさに切って保存袋に入れ、しっかりと空気を抜いて冷凍庫に入れます。

冷凍した場合は3ヶ月ほどの日持ちです。

まとめ

「りんごが腐った時の色や見た目」についてお話してきました。

ポイントをまとめます。

・りんごが腐ると全体がシワシワになる、赤茶っぽい色、柔らかい感触などの特徴が出てくる
・茶色いものは蜜腐れや長期保存によるもの
・りんごを早く消費するには加熱して食べよう
・丸ごとのりんごは水分を保持しながら冷蔵庫に、カットしたものは冷凍保存で日持ちする


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