オクラを生で食べる危険は?下ごしらえとおすすめの食べ方も紹介

オクラ

夏野菜として色々な料理に活躍するオクラ。

いつもはサッと茹でて使いますが、生では食べられないのでしょうか。

生で食べると固かったり、消化不良になるのかな…と思ったりします。

そこで今回は「オクラを生で食べることと危険性」について詳しく調べてみました。

下ごしらえとおすすめの食べ方も紹介しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

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オクラは生で食べられる?危険はないの?

茹でて食べる印象の強いオクラですが、実は生でも食べられます。

ただし、品種と時期は見極めたいところです。

よくスーパーなどで見かける切り口が五角形の星形になるオクラであれば、国産のものが出始めの6~7月は生でも十分美味しくたべられます。

オクラの切り口

それ以降の時期になると固くなり始めるので、加熱した方が良いですね。

同じ緑でも7~8月に出回る、角のない丸オクラは大きくてもやわらかく、生食におすすめの品種です。

他にも白オクラなどは生食に向いた品種なので、もし見かけたら試してみてください。

美味しいオクラですが、生で食べる際は食べ過ぎにご注意を。

食物繊維が豊富なので、食べ過ぎると消化不良を起こす可能があります。

特にお子さんの場合は少量にとどめておきましょう。

また、オクラの中には白い種があり、アブシジン酸という酵素抑制物質が多く含まれています。

この酵素の働きにより、消化器官の酵素が予定通り働かず、腹痛・胃部不快感・下痢といった体調不良を訴える方もいるといいます。

もし不安な場合は加熱したものを食べることをおすすめします。

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生オクラの下処理とおすすめの食べ方

1.ヘタを落とし、ガクの部分をぐるりと包丁でむく。
2.塩適量を手にとり、オクラのうぶ毛をこすり取るようにして、全体を塩でみがく。

この下処理を雑にしてしまうと、口当たりが悪く、オクラのうぶ毛が口内に刺さるような感じがしたりと、美味しく食べることができません。

ちょっとのひと手間ですので、丁寧に行いましょう。

シャキシャキ感を楽しみたい時は小口切り、ねばねばを楽しむのであれば粗みじん切りがオススメです。

そうめんや冷や奴などのトッピングにする他、納豆と混ぜても美味しいです。

オクラと梅干しを一緒に刻んでめんつゆで和えると、和風パスタソースにもなります。

オクラの生と茹で、味や栄養の違いは?

オクラに含まれている成分のうち、下記は水に溶けやすい性質を持っています。

・水溶性食物繊維
腸内環境を整えるはたらきがあります。

・ビタミンC 
体内で発生した活性酸素を取り除く、抗酸化作用を持っています。

・カリウム
塩分の排出を促すため、むくみ防止に効果が期待できます。

・ビタミンB1
糖質を効率よくエネルギーに変える作用があります。

茹でるイメージの強いオクラですが、生のまま食べることで水溶性の栄養素も逃さず食べられます。

生のままの方がシャキシャキした食感と、オクラ本来の香りも楽しめます。

しかし、茹でることで粘り気が増しますので、よりねばねばを満喫したい場合はサッと加熱することをおすすめします。

おいしさ長持ち!生オクラの保存方法

エプロン姿の女性

オクラを冷蔵で保存する場合の目安は4日~1週間ほどです。

低温や乾燥に弱い為、キッチンペーパーで包んだものを更にポリ袋等に包み、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

少量の水を入れたビンにオクラのヘタを下にして入れて、保存する方法もあります。

こちらも保存の目安は1週間ほど。

ビンには蓋かラップをかけて密閉し、冷蔵庫の野菜室に入れましょう。

それ以上長持ちさせたい場合は、冷凍保存がおすすめです。

冷凍する際はヘタとガク・うぶ毛をとって、冷凍しておくとそのまま調理できて便利です。

オクラは生で食べることが出来る まとめ

「オクラは生で食べられるのか」についてお話してきました。

ポイントをまとめます。

・オクラは生でも食べられるが、品種と時期は見極めたいところ
・白い種は消化しづらいので不安な方は加熱を
・下処理には塩をつかう
・生オクラはそうめんや冷奴のトッピングにぴったり
・保存方法は冷蔵と冷凍どちらもOK

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