大人のおつまみとして大活躍の生ハム。
おつまみとしてではなく、パスタなどの料理に使うこともありますね。
そんな生ハムですが、子供は何歳から食べられるんでしょうか。
大人が食べていると、どうしても欲しがりますよね…。
そこで今回は、生ハムは何歳から食べられるのかについて詳しく調べてみました。
また、早くから生ハムを食べないほうが良い理由も分かりましたので、最後までご覧いただければ嬉しいです!
生ハムは何歳から食べられる?
生ハムを何歳から食べるかですが、明確に「何歳から」といった決まりはありません。
ただ、生ハムには塩分が多く加えられていますし、加熱されている食材ではないので、食べさせるのは遅ければ遅いほど安心だといえます。
SNSで調査してみると、
小学生で解禁したよ。
というパターンが多かったです。3歳の子に食べさせている方もいましたが、ほんの一口だけということでした。
やはり、無難なのは消化や免疫の働きが大人なみになる7歳以上!
食べさせるなら小学生を目途にしましょう。
子供に生ハムを食べさせない方が良い3つの理由
赤ちゃんや幼児に生ハムを食べさせないほうが良い理由を深掘りしていきます。
✔リステリア菌による食中毒のおそれ
加熱により死滅するリステリア菌ですが、生ハムは加熱されていない食品です。
塩分にも強く、冷蔵庫に入れても繁殖してしまうんです!
健康な成人であればリステリアに感染しても重症化するのはまれですが、小さい子供や妊婦さん・高齢者は注意が必要といわれています。
✔塩分の過剰摂取
生ハムは1枚あたり、0.8gの塩分が含まれています。
厚生労働省の定める「1日あたりの塩分摂取量の目安」は…
男の子3g未満、女の子3.5g未満
・3歳〜5歳
男の子4g未満、女の子4.5g未満
・6歳〜7歳
男の子5g未満、女の子5.5g未満
となっています。
もちろん生ハムを食べた日も塩や醤油を使ったおかずを食べますし、1枚の生ハムを与えると小さい子ほど塩分の摂り過ぎになってしまうんです!
✔亜硝酸ナトリウム
生ハムには発色をよくしたり細菌の繁殖をおさえるため、亜硝酸ナトリウムという添加物が入っている商品が売られています。
厚生労働省では亜硝酸ナトリウムは「発がんリスクを証明するものはない」と答えていますが、「リスクはある」という意見も根強いので、心配な方は控えたほうがいいでしょう。
子供に生ハムを初めて与える際の3つの注意点!
②新鮮な生ハム
③塩分に気をつける
まず、大切なのはアレルギーのチェック!
卵や乳製品は使われてないですが、「蕁麻疹が出た」というケースもあります。
生ハムは加熱してないので、免疫が弱っていたり小さいお子さんはそういった症状が出やすいです。
初めて与える時は、1~2口ほどで様子をみましょう。
また、新鮮な生ハムであることもポイントです。
菌は空気に触れるほど増えます。一度開封したものなら、開けた当日にあげたいところですね。
そして、塩分に気をつける!これ大事ですね。
たとえば、ピザに生ハムが乗ったものだと塩分量は跳ね上がってしまうので、生ハムだけか、サラダに少し乗せてあげる程度にしましょう。
あげかたを工夫することで、塩分量に大きな違いが出ます。
まとめ
生ハムは何歳から食べられるのかについてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・生ハムのリスクは「リステリア菌」「塩分」「亜硝酸ナトリウム」
・初めて与える時はまずアレルギーをチェックしよう
わたし自身の経験をふりかえってみても、生ハムを食べたのは小学生からだったと記憶しています。
その時の感想は「しょっぱい!」でした。
なので、もっと小さい子だと塩気がきつすぎるかもしれません。
とはいえ、そこは各ご家庭の判断だと思うので、お子さんに最適な時期を選んであげてくださいね♪