シャキシャキしておいしいレタスですが、外側の葉っぱまで食べる人は少ないです。
苦いし農薬も心配なので、私はいつも捨てています。
でも、外側の葉は「捨てると勿体ない」なんて話も耳にしました。
そこで、レタスの外葉は食べられるのかを詳しく調査!
外側の葉って料理に使えないの?と疑問に思ってる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
レタスの外側の葉は捨てる?食べる?
レタスの外葉は捨てずに食べることが出来るんです。
実際に外葉を使ったレシピも、本やネット上に多く存在しています。
硬くて苦いと思われている味もメニュー次第でおいしく変身し、農薬も下ごしらえをしっかりと行えば心配ありません。
レタスの外葉の栄養と効果について
レタスの外葉は、中の葉よりも高栄養です。
苦さにもちゃんと理由があり、抗酸化作用が強いポリフェノールによるもの。
また、色が濃い部分は太陽をしっかりと浴びているので、ビタミンCやβカロテンが豊富に含まれています。
レタス全体でいえばカリウム・ビタミンC・食物繊維が含まれ、大きく分けて期待できる3つの効果があるんです!
1つ目は、カリウムの利尿作用。カリウムはナトリウムを排出してくれるので高血圧の予防などに役立ちます。
2つ目は、食物繊維による整腸作用です。お通じが良くなり便秘の改善につながります。
3つ目は、ビタミンCやβカロテンが肌の老化を防ぎ、肌のターンオーバーを活発にしてくれる効果です。
レタスの外側を使う時の注意点!
レタスを調理する時に注意したい点についてです。
レタスの外側の葉は、中の葉と比べると厚く、色が濃い緑色なのが特徴です。
厚さがあるので生で食べるのには向いていませんが、ゆでてもシャキシャキ感が残りやすいです。
つまり、外葉は生には向いてないけれど、火を通すことでおいしく食べられるということですね!
また、レタスの外葉は汚れていたり、栽培段階で農薬がかかってしまっている心配があります。
出荷前に農家さんのほうで外側の葉を何枚か剥くことがあるようですが、それでもしっかりと洗いましょう。
レタスは複数の葉があるので、バラバラにして洗いましょう。
芯を先にくり抜くと外側の葉から剥がしやすいですよ。
その後は流水で丁寧に洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取る、もしくはザルで水を切ります。
レタスの外側の葉の人気レシピ
レタスの外葉は硬いですが、火を通すと柔らかくなって食べやすいです。
ここでは、簡単なレシピ2つご紹介します。
レタスの外側の葉としらすのごま油炒め
生だと食べにくい外葉ですが、ごま油で炒めることによってグッと食べやすくなります。しらすも味のアクセントとなってお弁当にもぴったり。
お弁当だけでなく、大人のおつまみにも向いている一品です。
レタス外葉の卵焼き
外葉ならではの緑色が卵に映えます。これだけで赤・緑・黄色になっているので、彩りにバランスが欲しい時の救世主になりそう。
レタスの水分で卵焼きをしっとりさせる効果ありです。
レタスの新鮮さを保つ保存方法は?
レタスを保存するのに適した温度は0~5℃なので、基本的には冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
買ってきたらすぐ冷蔵します。以下にポイントをまとめました。
①玉のまま買う
半分にカットされたものは切り口から酸化して変色したり乾燥していくので、日持ちが悪くなります。玉のまま購入するほうが鮮度を保つことができますよ!
②乾燥させないように保存する
水分が多いレタスは、水っぽくなりすぎたり乾燥することにより、鮮度が落ちやすいです。
購入した状態のままだと傷みが早いので、ポリ袋に入れ替えましょう。
➂爪楊枝をつかって鮮度を長持ちさせる
芯の部分には「生長点」という細胞があり、その細胞を適度に破壊することでレタスが長持ちするんです。
レタスの芯に対して、三角形になるように爪楊枝を3本刺していきましょう。
3分の2ほど奥まで刺します。
その後は、ポリ袋で保存します。
レタスの外側は食べられる まとめ
レタスの外側はしっかり洗えば食べられます。
ただし、苦みが強く硬いので加熱調理が最適ですね。
栄養たっぷりの外葉をぜひ料理に使ってみてください。
私も今度から無駄なくレタスを食べていきたいと思います!