市販のカップケーキには賞味期限が記されていますが、手作りのものだと日持ちがはっきりと分からないという方も多いのではないでしょうか。
カップケーキは一度に沢山作るので、いつまで持つのか気になりますよね。
そこで今回は、カップケーキの日持ちについて分かりやすくお話していきます。
「一日じゃ食べきれない」「数日後にプレゼントしたい」と悩んでいる方は、ぜひご覧ください♪
手作りカップケーキの日持ちは?
手作りカップケーキの日持ちを保存方法別に詳しく見ていきましょう。
常温保存
常温保存した場合の期限は、約2〜3日ほどです。
ただし、湿度や気温によって日持ちは変わってくるので状態をよく見て食べるようにしましょう。
常温は、1番菌が繁殖しやすい温度です。3日以内に食べ切る場合のみ常温保存でも大丈夫です。
冷蔵保存
冷蔵保存した場合、約5日ほどは食べても問題ありません。
ただし、冷蔵保存する場合はきっちり密封してください。
もし、ラップが剥がれていた・空気にさらされていたなど保存状態が正しくなかった場合は、パサついたり品質の劣化が進んでいる事があります。
保存する際はラップで包み、タッパーに入れて密封するのが望ましいですね!
冷凍保存
冷凍すると、約1ヶ月まで食べてもOKです。
凍らせることで細菌の繁殖や生地の劣化を防ぐことが出来ます。
こちらも冷蔵保存同様に、ラップをして密封保存するようにしてください。
フルーツを使ったカップケーキの日持ちは?
生のフルーツは水分を含んでおり傷みが早いので、シンプルなカップケーキよりも腐りやすいです。
常温ならば当日中、冷蔵であれば2日以内が日持ちする期間と考えておきましょう。
また、フルーツカップケーキに冷凍はおすすめできません。
解凍した時に水分が出すぎて、フルーツの食感が悪くなり、生地もベタついてしまうからです。
カップケーキは傷んでくると風味が落ちてしまったり、生地がパサつきます。見た目にはあまり変化がないので、食べられるか食べられないか判断するのは難しいです。
傷みが相当進行すれば、カビが生えてきます。
ホットケーキミックスで作ったカップケーキの日持ちは?
ホットケーキミックスで作ったカップケーキも、小麦粉とベーキングパウダーで作ったものと日持ちは同じです。
常温で3日、冷蔵で約5日、冷凍で1ヶ月以内を目安に食べ切るようにしてください。
クリームが乗ったデコレーションカップケーキの日持ちは?
クリーム自体が乳製品ですので、傷みが早くなります。
当日もしくは翌日に食べきるようにしてください!
生クリームは熱を加えずに使うため菌が繁殖しやすいので、特に気をつける必要があります。
なお、バタークリームの場合は、生クリームよりもやや日持ちします。
常温で約3日、冷蔵庫で約5日ほど。
バタークリームは糖分が多く、水分が少ないため細菌が繁殖しずらいからです。
少しでも長く保存しておきたい方は生クリームではなく、バタークリームを使うと良いですね。
カップケーキが日持ちする条件について
カップケーキが長く日持ちする条件は、
①湿度・温度が低い
②空気に触れていない
ことです。
ですから、夏はどうしても傷みやすくなります。
真夏にカップケーキを常温で放置した場合、1日で食べられなくなる場合がありますので、暖かい季節になったら特に常温保存は避けたいですね。
また、空気に触れると生地が劣化するので、ラップに包んでさらにタッパーやジップロックなどで密封して保存すると良いでしょう。
保存したカップケーキのおいしい食べ方
以下から、保存方法別のカップケーキのおいしい食べ方についてご紹介します。
常温の場合
常温の場合は、生地の水分が飛んでパサつくこともないので、そのままでもOKです。
もし表面がパサついているようならラップに包んで、1つあたり15〜20秒ほどレンジで温めると焼き立てのようなフワフワな生地に戻ります。
冷蔵の場合
冷蔵庫に入れると、どうしても生地がパサつきがちです。
トースターやレンジで軽く温めたあと、油分や水分を補うためにバターをつけて食べたり、シロップを軽くかけるとしっとりと美味しく食べることが出来ます。
冷凍の場合
解凍する時は、事前に冷蔵庫に3時間ほど入れておきます。
その後は、ラップのままレンジで30秒程温めればOK!
まだ冷たく固い時は、更に10秒ずつ加熱します。
カリッと感を出したかったら、レンジで温めた後にトースターで3分ほど加熱しましょう。
常温での解凍は、生地が水分でベタつくのおすすめできません。
カップケーキの日持ち まとめ
カップケーキの日持ちは、常温で3日、冷蔵で5日、冷凍で1ヶ月以内でした。
生クリームは傷みやすいので早めに食べきるか、バタークリームを活用しましょう。
大量にできて簡単なカップケーキは保存方法を工夫することによって、長くおいしさを味わえますね♪