アスパラガスの旬は春先から初夏になります。
そんなアスパラガスですが、生で食べることはできるのでしょうか。
大抵は茹でたり焼いたりと加熱調理をして食べているかと思います。
そこで今回は「アスパラガスは生で食べても良いのか?」についてご紹介します。
アスパラガスを生で食べてみたい方や、調理後に火が通っているのか心配な方はぜひご覧くださいね。
アスパラガスは生で食べられるの?条件は?
アスパラガスは生で食べることができます。
ただし、採れたてで新鮮であることが条件になります。
スーパーで売っていて日にちが経っているものや、茎がしなびていたり黒ずんでいるものはNGです。
採れたてではないアスパラガスは茹でる、焼くなど加熱調理をして食べましょう。
また、採れたてではなく調理後に火が通っているか心配な場合は、もう一度しっかりと火を通しましょう。
とはいえ、アスパラガスは火の通りが比較的よく、5分以内にはしっかりと通るのでそれほど心配しなくても良いでしょう。
アスパラガスを生で食べる危険は?腹痛の心配はないの?
アスパラガスを生で食べると繊維成分が消化しにくい場合があります。
消化不良によって腹痛になるので、お腹が弱い方は要注意。
また、アスパラガスの鮮度の低下によっても腹痛が起こることもあります。
生で食べる際にはしっかりと洗い、品質や自分の体調に気をつけたいですね。
アスパラガスを生で食べる時に下処理は必要?
アスパラガスを生で食べるには加熱する時と同じように下処理が必要です。
まずは、アスパラガスをしっかりと洗い、汚れを取り除きます。
下の部分(根元1cm)は硬く食べにくいので切り落としましょう。
その後は穂先以外の硬そうな部分はピーラーで皮を剥いていきます。
細いタイプのアスパラガスや春に出る柔らかいアスパラガスであれば、皮剥きが必要ない場合もあります。
いずれにしても、生で食べにくそうであれば包丁やピーラーを使い食べやすくしましょう。
アスパラガスを生で食べた時の栄養
生のアスパラガスには栄養成分が詰まっています。
◎ビタミンC…風邪予防、美肌効果、
◎ビタミンK…骨を強くする
◎カリウム…血圧を下げる、筋肉や神経の働きをサポート
◎アスパラギン酸…疲労回復
◎ルチン…生活習慣病予防
◎葉酸…赤血球の生産を助ける
生のアスパラガスを食べることで、これらの栄養素を効率よく摂取できます。
アスパラガスを生で食べるおいしい食べ方
生のアスパラガスをおいしく楽しむ方法はいろいろありますよ!
ここではいくつかおすすめの食べ方をご紹介しますね。
①サラダに加える
好きな切り方でサラダに加えると、シャキシャキ感が楽しめます。
ドレッシングと相性の良い食材なので、クリーミーなものやさっぱりとしたサラダにもぴったり。
②ディップする
生のアスパラガスをチーズソースでディップしましょう。
他にもマヨネーズだけをつけたり、オリーブオイルに岩塩、レモン汁を加えたドレッシングにディップしても良いですね。
③トッピングに
ピザやパスタなどに生のアスパラガスの輪切りをトッピングします。
歯ごたえがプラスされて美味しさがアップしますよ。
まとめ
鮮度の良いアスパラガスは生で食べることができます。
しかし、鮮度の落ちているものは生で食べるのはやめましょう。消化不良や腹痛の心配があります。
また、生で食べるからこそ下ごしらえはしっかりとしておきましょう。
生でアスパラガスを食べられるのはとても贅沢。鮮度がよいものが手に入ったらぜひ試してみましょう。