バジルは料理に風味と彩りを与えてくれます。
ジェノベーゼはバジルをたっぷり使ったおいしいパスタですよね。
そんなバジルは何歳から与えてもよいのでしょうか?
ハーブの一種ですから、子どもには「強いかな?」と心配。
そこで本記事ではバジルを食べられる年齢や食べやすいレシピについてご紹介します。
バジルとは?
バジルはハーブの一種であり、シソ科に属する植物です。
新鮮なバジルの葉は緑色で卵形や長楕円形の形状をしており、特徴的な爽やかな香りと独特の味わいがあります。
葉だけでなく茎も使われ、パスタやグラタン、ドリア、スープといった料理に広く使用されていますね。
また、バジルにはいくつかの種類があり、一般的なものにはスイートバジルやジェノベーゼバジル、ホーリーバジルなどがあります。
バジルは料理にさまざまな風味と香りを加えるだけでなく、栄養価も高く、ビタミンE、ビタミンK、βカロテン、カリウム、カルシウム、鉄が含まれています。
バジルは何歳から食べられる?
目安として1歳頃からバジルを少量ずつ与えることができます。
ただし、バジルを含めたハーブは刺激物ですから、心配な場合はもっと遅い年齢から食べさせても良いでしょう。
独特な風味がありますから、お子さまの好き嫌いもあると思います。バジルでなければ取れない栄養素はありませんし、慌てて与えなくても大丈夫。
また、アレルギーのリスクがある場合や他の健康上の問題がある場合は、医師や保健専門家に相談してから与えるようにしてください。
バジルを与える時の注意点!アレルギー反応に気をつける?
バジルをお子さまに与える際の注意点として、以下の点に気を付けると良いでしょう。
①与える量
初めてバジルを与える場合は、少量から始めましょう。
突然大量に与えると、アレルギー反応のリスクが高まる可能性があります。
②アレルギー反応
もしもバジルを食べた後にお子さまにかゆみや発疹、息苦しさなどのアレルギー症状が現れた場合は、直ちに医師に相談しましょう。
アナフィラキシーショックなど重篤なアレルギー反応が起こる可能性もあるため、早めの対応が重要です。
他の食材と組み合わせる場合は、アレルギーのある食材との同時摂取に注意してください。
③バジルの選び方
購入するバジルは葉の色が濃く瑞々しく、葉先までハリがあるものを選びましょう。
野菜室に入れ、適切に保存しておくことが大切です。
品質が低下したりカビが発生した場合は、食べさせないよう注意してください。
子どもでも食べやすいバジルレシピ
子どもでも食べやすいバジルを使ったレシピをいくつかご紹介します。
◎材料:
バジル、ニンニク、オリーブオイル、パスタ、塩、こしょう
◎作り方:
バジル、ニンニクをフードプロセッサーでなめらかになるまで混ぜます。
茹でたパスタにオリーブオイルと一緒に絡めて、塩とこしょうで味を調えます。
香り高いバジルの風味が楽しめる一品です。
<バジルチキンサンドイッチ>
◎材料:
鶏むね肉、バジル、トマト、レタス、マヨネーズ、パン、塩、こしょう
◎作り方:
鶏むね肉を焼いて細かく切り、バジルとマヨネーズで和えます。
パンにレタス、トマト、バジルチキンをはさんでサンドイッチに。
子どもたちが手軽に食べられるレシピです。味が物足りない場合は塩コショウで調整します。
<バジルピザトースト>
◎材料:
パン、トマトソース、モッツァレラチーズ、バジル、オリーブオイル
◎作り方:
パンにトマトソースを塗り、薄くスライスしたモッツァレラチーズをのせトースターで焼きます。
焼きあがったらバジルを散らして、お好みでオリーブオイルをたらして完成です。
にんにくやオリーブオイルはお子さんで嫌がる子もいると思いますので、ごく少量にするか無しにして与えてあげましょう。
オリーブオイルを絡めないとパスタの場合は時間が経つとパサつくこともあるので、出来立てのものをあげると良いですね。
また、バジルはバジルソースや調味料として容器詰めにされたものを用途に合わせると、子ども用に量や味を調整しながら作りやすいです。
まとめ
バジルを与える年齢は、1歳頃からが目安となります。
ただし、独特な風味や刺激がありますから、もっと遅い年齢でも良いですね。
あえて与えるというより、大人が食べているバジル料理を欲しがったら少しあげてみる感じで良いでしょう。