大葉は香り高く独特な風味をもちます。
和食に使われる頻度が多く、冷奴や肉巻き、おにぎりにも合いますね。
そんな大葉ですが、具体的にはどのくらい日持ちするのでしょうか。
使い切れずに残ってしまった場合は腐ってしまうこともあります。
この記事では腐った大葉の見分け方、大葉を新鮮に保つために知っておきたい情報を紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
大葉はどのくらい日持ちする?
大葉は新鮮な状態であれば、冷蔵庫で約1週間程度日持ちします。
調理前の大葉は、鮮度が高いためより長く保存できるんです。袋やパックを開封してから3〜4日を過ぎるとふにゃふにゃになってしまうこともありますが、他に異常がなければ食べられます。
しかし、一度調理した大葉は鮮度が落ちるため、冷蔵庫でも保管期間は短くなります。
大葉が腐ったらどうなる?簡単な見分け方
腐った大葉は黒く変色し、しなびたり悪臭がします。
また、触ったり揉んだりすると、ねっとりとした粘りが生じることも。これらの兆候があれば、大葉は腐っている可能性があります。
腐った大葉は元の鮮やかな緑色から黒ずんだ色に変わる場合があります。
葉の表面には斑点やカビが生えることも。
また腐敗に伴って悪臭が発生します。
食材の味や風味への影響:
腐った大葉は風味が変わり、独特の香りや味が失われます。
これにより、料理の美味しさやバランスに影響を及ぼしてしまうんです。
大葉が黒くなる原因
大葉が黒くなる原因はいくつかあり、「腐った=黒くなる」ではありません。
買った時から一部が黒い大葉もありますよね。
その原因のひとつは酸化です。
大葉の葉に含まれるポリフェノールが空気と触れることで酸化反応を起こし、黒く変色することがあります。
また、菌の増殖も黒くなる原因となります。菌や細菌が大葉に付着し、それらが増殖することで黒ずんでしまうんです。
傷んだ大葉を消費するレシピ
傷んだ大葉は完全に捨てる前に、まだ食べられそうな部分がある時は活用できます。
例えば、黒く変色した部分を切り落として、サラダやおにぎりの具材として。
ただし、腐っている部分が少しでもある大葉は全体が菌によって汚染されている可能性が高いです。
「どうしても勿体ない」という時以外は、廃棄することをおすすめします。
大葉のおすすめの保存方法
大葉を新鮮な状態で長持ちさせるためには、以下の保存方法がおすすめです。
まず、大葉を購入してきたら湿らせたキッチンペーパーや濡れた布巾で包み、ジップロック袋に入れて冷蔵庫で保管します。日持ちは1~2週間です。
また、大葉を冷凍して保存する方法もあります。
冷凍する場合は洗って軸を切り落とし、水分をしっかりと拭き取りましょう。
何枚か重ねてラップで包んだら保存袋に入れ、冷凍します。日持ちは3週間ほどです。
使う時は凍ったまま、手や包丁で好きな大きさにできますよ。
まとめ
大葉が腐ると黒くなったり、カビが見られます。あまりにもしなびている場合も腐っていると判断して良いですね。
大葉は新鮮な状態で冷蔵庫で約1週間程度日持ちしますが、調理後の鮮度は落ちるため、なるべく早めに使用することがおすすめです。
大葉が黒くなる原因は酸化や菌の増殖が関与しています。傷んだ大葉は切り落として利用することが可能です。
また、湿らせたキッチンペーパーで包んで冷蔵庫で保管する方法が大葉の保存に効果的ですよ。