今回は粉チーズは何歳から食べられるかについてお伝えしていきます。
料理に一振りすれば、味も見た目もワンランクアップする粉チーズ。
冷蔵庫に常備しているご家庭も多いのではないでしょうか。
そんな粉チーズは離乳食に使っても大丈夫なのか気になりますよね。
・赤ちゃんに粉チーズを与えるときの注意点
・離乳食におすすめのレシピ
赤ちゃんに安心して粉チーズを与える方法を紹介しています。
ぜひ本記事をチェックしてみてくださいね。
粉チーズは何歳から?
粉チーズは、離乳食中期(7ヶ月〜8ヶ月ごろ)ごろから与えることができます。
粉チーズは他のチーズと比べても塩分が多めです。
大人が食べる時と同様に直接食べさせるのではなく、料理に少量混ぜて与えるようにしましょう。
粉チーズはそもそも何チーズ?
粉チーズの種類は2つ。ナチュラルチーズとプロセスチーズで作られたものがあります。
市販の粉チーズの多くは生乳と食塩のみで作られたナチュラルチーズです。
スーパーでよくみる「クラフト」の粉チーズは、パルメザンチーズ100%。パルメザンチーズもナチュラルチーズの一つです。
イタリアのパルミジャーノ・レッジャーノというチーズがベースですが、産地や熟成期間などの関係でパルミジャーノ・レッジャーノとは名乗れません。
粉チーズに使われるチーズは「パルミジャーノ・レッジャーノ風のチーズ」という意味で、パルメザンチーズと呼ばれています。
一方、雪印メグミルクが販売している「粉チーズ マイルド」はプロセスチーズが使われていました。
プロセスチーズは、さまざまなナチュラルチーズをまぜ合わせたもの。つまりパルメザンチーズ以外のチーズも混ざっているということですね。
どちらが離乳食に向いているかの区別は特にありません。手に入りやすいもので初めてみましょう。
粉チーズを赤ちゃんに与える時の注意点
パルメザンチーズはハードチーズです。
他のチーズよりも固く、濃縮されているため塩分量も多めになっています。
ベビーチーズと比べると、塩分量はおよそ1.5倍!
赤ちゃんの負担にならないためにも、粉チーズの一回の量は一振り程度のごく少量にとどめた方がいいでしょう。
日本製のチーズに使われる生乳は加熱殺菌されているので、粉チーズをそのまま与えても問題ありませんよ。
海外製のチーズを使っているものは、加熱殺菌しているとは限りません。粉チーズを加熱してから与えるようにしましょう。
念のため、赤ちゃんに与えるときは国産のチーズを使ったものを選ぶとより安心です。
チーズは、アレルゲン28品目に含まれる乳成分が使われています。
親御さんがアレルギー体質であったり、すでに乳アレルギーが出ている時は医師と相談しながら与えるようにしましょう。
離乳食中期・後期・完了期のおすすめレシピ
中期〜後期:じゃがいもボール
茹でて荒く潰したじゃがいもに粉チーズを少々ふりかけます。
1cmほどのボール状に丸めたものを小判形に潰せばもう完成です!
固さが気になる時は、アルミホイルに乗せてトースターで軽く焼いてください。手づかみ食べにも重宝しますよ。
離乳食中期の頃は、じゃがいものペーストに粉チーズを混ぜてポタージュ風にしたものから始めてもいいでしょう。
加熱したじゃがいもは離乳食にも便利ですが、独特の風味で口から出してしまうお子さんも多いもの。粉チーズを一振りして混ぜ合わせれば、ほのかな塩味で食が進みますよ。
完了期:お野菜のチーズパン粉焼き
あらかじめ茹で手やわらかくしたトマト、ブロッコリー、カボチャ、にんじんなどの野菜を1cm各でカットします。
野菜を耐熱容器に入れ、パン粉と粉チーズをふりかけ焼き目がつくまでトースターで焼きます。
野菜はミックスベジタブルでもOK!よく冷ませば手づかみでも食べることができます。
おかゆやスープに最後に一振りするだけで使える粉チーズは、必ず混ぜて与えるようにしてください。
粉チーズがかたまりで口に入らないようにしましょう。
まとめ
・塩分が多いので、さっと回しかける程度にする
・海外製の粉チーズは加熱してから与えると安心
スーパーにはナチュラルチーズとプロセスチーズの粉チーズが混在していますが、どちらを与えても違いはありません。
チーズの風味は食欲も増すので、離乳食にもうまく使っていけるといいですね。
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