トマトは一年を通して購入できる身近な食材です。
わたしもスーパーに買い物に行くと、トマトをつい手にとってしまいます。
とはいえ、トマトは柔らかくなったり色の変化も出やすいので、腐って食べられない状態というのは見分けにくいものです。
そこで今回は、
・腐るまでの日数
・腐る理由や傷みかけのトマトの活用法
・新鮮さを保つ保存方法
について詳しく解説します。
トマトが腐るとこうなる!見た目・臭い・味の見分け方
「足のはやい」野菜として知られているトマトですが、いわれている通り気が付くとあっという間に腐ってしまいます。
腐ったトマトは白いカビや悪臭を放つ汁が出てきて、持っただけでつぶれてしまいそうなほどにぶよぶよと柔らかくなります。
「このトマト放置してたけど大丈夫かな?」と思ったらまず柔らかさをみてみましょう。
柔らかさで判断できなかったら臭いを確認して生ごみのような臭いを放っていたら廃棄することをおすすめします。
トマトはどのくらいで腐る?日持ちは?
トマトは基本的に日持ちのしない野菜です。
スーパーで購入したら冷蔵庫で保存し、遅くとも1週間以内に食べきるようにしましょう。
また、購入する際にはなるべく緑色のものを選ぶと長持ちします。
家庭菜園で常温保存している場合は、冷蔵庫での保存よりも早く痛む可能性が高いためなるべく早めに食べきるようにしましょう。
トマトに限らず、傷んだ食材を食べると体調を崩す恐れがあります。必ずではありませんが、腹痛や吐き気などの症状がみられることも。
トマトが腐る理由
トマトが腐る理由としては、家庭菜園のトマトと買ってきたトマトとでは変わってきます。
まず、家庭菜園のトマトが腐る理由としては以下の3つが挙げられます。
・虫食い
・温度変化
軟腐病などの病気にかかると全てのトマトが腐ってしまうことがあるため注意が必要です。
虫食いは中に虫が入っていない場合でも食べないことをおすすめします。
なぜなら虫がどこを歩いてきたともわかりませんし、トマトの中でフンをしている可能性が高いためです。
また、温度変化などによってトマトに割れ目が生じてそこから腐っていくこともあるため過度な水やりなどには注意しましょう。
買ってきたトマトの腐る原因としては、主にカビや中の水分の腐敗が挙げられます。
夏の常温保存は避けて、冷蔵庫に入れる前には周りの水滴を拭いておきましょう。
傷みかけのトマトのレシピ
傷みかけのトマトは生食は避けて、加熱調理して食べることがおすすめです。
中でもおすすめのレシピを紹介していくのでぜひ参考にしてみてください。
トマトを細かく刻んで玉ねぎのみじん切り、オリーブオイル、バター、塩コショウなどと一緒に煮込めば、自家製トマトソースの出来上がりです。
パスタソースとしてもお肉やお魚のソースとしても使えるので作りおきしておくと便利です。
◎炒め物
一口大に切ったトマトを卵、中華調味料と一緒に炒めれば簡単かつ立派な副菜になります。
味を濃い目にすればご飯との相性も良く、どんぶりメニューにもなります。
◎汁物
トマトは意外と味噌との相性もいいので、トマトとお好みの具材で味噌汁をつくるのもおすすめです。お好みでごま油を垂らすとよりおいしくなります。
トマトの新鮮さを保つ保存方法
ここまで「トマトはなるべく早く食べた方が良い」ということをお伝えしてきましたが、家庭菜園でトマトを育てていると難しいところもあるかと思います。
そこで、なるべく新鮮さを保つためのトマトの保存方法を紹介します。
・ミニトマトの場合は、水分がたまりやすいトマトのへたをとる
・へた側を下にしてジップロックなどの保存袋に入れる
・必ず冷蔵庫の野菜室に入れる
ホームセンターなどで鮮度を保ってくれるジップロックも販売されているため、そういったグッズも活用することをおすすめします。
まとめ
✔スーパーで購入後、1週間以内に食べるようにしよう
✔トマトが腐る理由は病気や水分の腐敗
✔ミニトマトの場合はヘタを取って、野菜室で保存しよう
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