油揚げは消費期限が切れたらもう食べられないのでしょうか。
お味噌汁や煮物など、何にでも使えるので買いだめしてあるのですが…。
また、腐るとどうなるのか見分け方も気になります。
そこで今回は「油揚げの消費期限切れと腐るとどうなるのか」について詳しく調べてみました。
また、最適な保存方法も紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
油揚げの消費期限切れはいつまで食べられる?
油揚げに記載されているのは賞味期限ではなく消費期限です。
消費期限は「安全に食べられる期限」のことですから、冷蔵保存していても期限が過ぎれば食べないほうが良いでしょう。
消費期限…安全に食べられる期限
賞味期限…おいしく食べられる期限
また、油揚げは油を使用しているため、酸化しやすいといった特徴があります。
しかし、「消費期限切れでもどうしても料理に使いたい」というのなら、期限が切れて翌日程度であれば腐っていないか様子をよく見て食べることもできます。
腐っていないと判断できたら、油抜きをしっかりとして加熱して食べるのが安心です。
ちなみに、冷凍した場合は消費期限が切れていても1ヶ月程度は食べられます。
油揚げが腐るとどうなる?見分け方は?
油揚げが腐るとどうなるのか、見分け方は次のようなものがあります。
・表面にぬめりが出る
・表面にカビが生えている
・袋がパンパンに膨らんでいる
①すっぱい臭いがする
油揚げの原料は大豆なので、たんぱく質が主成分となります。
たんぱく質がアミノ酸に分解されるとすっぱい臭いがしますが、これは腐るときに発生する臭いです。
油揚げは油を使用しています。表面の油が空気に触れるとどんどん酸化し、傷みやすくなってしまうんです。
また、未開封であっても袋の中で空気に触れていることになるので、酸化はどんどん進んでしまいます。
未開封のものでもすっぱい臭いがしたら腐っている可能性があるので、食べるのはやめておきましょう。
②表面にぬめりが出る
油揚げに使われている油が腐ると雑菌が発生し、表面がぬめったり粘り気が強くなります。
糸を引いてしまうほどのぬめりが出る場合もあります。
③表面にカビが生えている
油揚げにはカビが生えることがあります。
油揚げの表面に黒いものがあればカビの可能性がありますので、注意して見てみるようにして下さい。
④袋がパンパンに膨らんでいる
油揚げを開封していない場合でも、中が真空になっているわけではないので酸化は進みます。
油揚げの酸化が進むと、内部でガスが発生するので袋が膨らんできます。
購入したときよりも袋が膨らんでいる場合は要注意です!
腐った油揚げを食べると食あたりになる?
油揚げに限らず食品が腐ると雑菌が繁殖します。
雑菌は食中毒(食あたり)を起こす原因となるので、腐った油あげは食べないようにしましょう。
油揚げの最適な保存方法は?
油揚げの最適な保存方法を以下からご紹介します。
油揚げを冷蔵保存
油揚げは10度以下で保存しなければいけませんので、冷蔵庫で保存しましょう。
冷蔵庫で保存する場合には未開封の状態で保存します。
開封したものを再度保存したい場合には、ラップで包みジップロックなどの密閉できる袋に入れて空気に触れないようにしましょう。
開封済みのものは早めに使い切る必要があります。
油揚げを冷凍保存
冷凍保存する場合には、必ず消費期限が切れる前に冷凍しましょう。
油抜きして、酸化する油を減らしてから空気に触れないように1つずつラップにくるみ、密閉できる袋に入れて冷凍します。
また、カットしてから冷凍すれば使いたいぶんだけ取り出すことが可能です。
冷凍した油揚げは、約1ヶ月程度もちます。
まれにいつのものか分からない油揚げが冷凍庫から出てくることもありますが、冷凍保存の期間が長すぎると風味が落ちたり冷凍やけをおこして美味しく食べられなくなってしまいます。
こちらも出来るだけ早くに使い切りましょう。
油揚げの賞味期限と腐るとどうなる まとめ
最後にポイントをまとめます。
・どうしても使いたい場合は、翌日までのものであれば加熱をしっかりして使える可能性あり
・油揚げが腐るとカビが生えたりぬめりが出る。袋がパンパンに膨らむことがある
・長期保存したい場合は冷凍保存がおすすめ
油揚げは大豆製品ですから、どちらにしても早めに食べたほうがいいですね。
また、日持ちさせたい時は冷凍保存がおすすめです。
油揚げは冷凍しておくと、使いたい時に料理に使えるのでとても便利ですよ♪