スーパーで最近よく見かけるものといえば、オートミールとオールブランです。
我が家ではどちらも朝食の定番となっています。
しかし、オートミールとオールブランの違いを改めて考えてみると、風味以外の違いはいまいち分からないところです。
そこで今回は、
✔便秘に向いているのはどっち?
✔ダイエット向きなのは?
✔それぞれのおすすめの食べ方
以上について詳しく解説していきます。
オートミールとオールブランを食生活に摂りいれたい方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
オートミールとオールブランの違いについて
オートミールの主原料はオーツ麦です。
オーツ麦そのものを調理しやすいように加工したもので、他に添加物はありません。
100%オーツ麦の製品が「オートミール」です。
一方、オールブランはオートミールをさらに加工した食品です。
オートミールの外皮だけを取り出したもので市販されているものの多くは、砂糖などが追加されています。
個人的には味がついている分、オールブランの方が食べやすいという印象です。
また、オートミールは粒もしくは粉状なので、そのまま食べるのはなかなか難しい!
調理したり、別の食品と組み合わせて取り入れる必要があります。
その分いろいろな料理に利用できます。
オールブランはスティック状なので、朝忙しい時にも片手でささっと摂取できるのが魅力です。
便秘に効果的なのはどっち?
オートミールもオールブランも食物繊維が多いのは同じです。
ただし、オールブランはオートミールの中でも特に食物繊維が豊富な「外皮」という部分を使った加工品です。
オールブランの方がより食物繊維を取りやすい食品と言えます。
水溶性の食物繊維は腸内で膨らみ、宿便の排出の効果が期待できます。
ヨーグルトと合わせて食べると乳酸菌の力も加わるので、より便秘と腸内環境の改善に効果的です。
ダイエットに効果的なのはどっち?
オートミールは白米などの炭水化物の置き換えダイエットに向いています。
GI値を見てみると、オートミールは55。
白米のGI値が84なのでかなり低いことがわかります。
GI値が低いと血糖値上昇が緩やかに!
インスリンの分泌も抑えらえるので、白米と比べて脂肪がつきづらくなります。
また、オートミールの外皮だけのオールブランも低GI値と言えますね。
しかし、気をつけるべきことが1つあります。
上述したように、市販のオールブランは味付けされている商品が多いです。
また、ドライフルーツが入っているものもあります。
砂糖や果糖が含まれているので、オートミールと比べてカロリーが高めです。
ですから、よりダイエット効果を期待する場合はオートミールをおすすめします。
オートミールとオールブランを混ぜるのはあり?
オールブランをメインに食べていた人が、オートミールを混ぜると摂取できる食物繊維の量が減ってしまいます。
便通に影響が出る可能性も否定はできません。
ただ、どちらも元々食物繊維の多い食品のため著しく変化することはないでしょう。
また「オートミールは味がついていないので食べづらい」という意見をよく聞きます。
一方、オールブランは砂糖などで味付けがされているので食べやすいです。
オートミールを美味しく食べるために、オールブランを補助的に混ぜるのもいいですね。
しかし、主食の代わりとして使っているオートミールにオールブランを混ぜると、砂糖の甘味が邪魔をしてしまうこともありますから、混ぜるときはそのメニューごとに判断した方がいいですね。
オートミール・オールブランのおいしい食べ方
オートミールのおいしい食べ方
オートミールはオーツ麦そのままなのでアレンジ力がすごいんです。
朝食にもおやつにもなる簡単レシピをご紹介します。
バナナのオートミールクッキー
バナナ1本をレンジで温めて潰します。
そこにオートミールを70gほど混ぜ合わせます。
それを手で丸めてクッキー状にし、トースターやオーブンで焼けば簡単オートミールクッキーの出来上がり。
小腹が減った時や仕事中のおやつにピッタリです。
オールブランのおいしい食べ方
オールブランは甘いので、ヨーグルトや牛乳に混ぜて食べる方法がポピュラーです。
食事として食べられる方法をご紹介しますね。
カボチャのオールブランポタージュ
レンジで温めたカボチャをつぶし、牛乳や豆乳で伸ばします。
クルトンの代わりに軽く砕いたオールブランを入れれば完成。
少し味噌を入れるとコクがアップしますよ。
オールブランの甘味とカボチャの味がマッチして美味しいです。
まとめ
オートミールとオールブランはどちらも食物繊維が豊富ですから、腹持ちが良いという特徴があります。
しかし、オールブランは甘味が添加されている場合があるので、ダイエット中の方は気をつけましょう。
また、オートミールも味付け次第では高カロリーになってしまいます。
それぞれの特徴を生かして、便秘解消やダイエットなど目的に合わせて食べたいものですね♪