おにぎりや和風パスタ、浅漬けに使えたりと塩昆布があると料理の幅が広がります。
普段から買い置きしているご家庭も多いのではないでしょうか。
とはいえ、戸棚にしまった塩昆布はいつのまにか賞味期限が切れていることがあるんですよね。
賞味期限が切れたからといって捨ててしまうのは、あまりにも勿体ない感じがします。
そこで今回は、
・腐った時の変化
・古い塩昆布のアレンジメニュー
について詳しくお話していきます。
塩昆布が賞味期限切れ!食べられる?
未開封のもので適切に保存された塩昆布であれば、賞味期限が2ヶ月ほど切れていても食べられます。
賞味期限はあくまでも「美味しく食べられる期限」です。期限が切れたからといって、すぐに食べられなくなるわけではありません。
口コミでは「半年過ぎてても食べられた」といったものもありましたが、あまりにも日数が過ぎている場合はあくまで自己責任となりますね(^-^;
一方、開封後の塩昆布を食べきる目安は1ヶ月ほどです。
開封後は酸化しやすく、傷みも進みやすいので出来るだけ早く食べたほうが良いですね。
とはいえ、「いつまで食べられるのか」はその時々によって違います。
塩昆布が傷むとどうなるのかを知っておくことで、「食べられる・食べられない」の判断の目安にしましょう。
塩昆布が腐るとどうなる?変化を解説
傷んだ塩昆布には次のような特徴が見られるようになります。
もし当てはまるようなら、残念ですが処分した方が良さそうです。
✔表面に白カビが生えている(塩とは明らかに見た目が異なり、白くてフワフワとしている)
✔べたっとしていて塩昆布同士がくっついている
✔湿気たような臭いがする
✔ダニがわいている
塩のみにダニが発生することはないですが、塩昆布はうま味成分などが含まれているので時間が経ったものにはダニが湧く可能性があります。
塩昆布の保存方法
塩昆布は湿気を嫌います。
冷蔵庫で保存すると、出し入れの際に結露する可能性があるのでおすすめできません。
開封後であっても常温での保存でOKです。
ただし袋はしっかりと封をし、高温多湿を避けて冷暗所で保存するようにしましょう。我が家では開封した袋を輪ゴムでとめ、乾燥剤を入れた保存袋(ジップロックなど)に入れています。
そして、あまり量が多い場合は冷凍での保存も可能ですが、解凍→再冷凍は品質が変化する恐れがあるので避けた方が良いです。
取り出しやすく1回で使う分ずつ小分けにするか、冷凍中に一度ほぐしてバラバラの状態を保てるようにするなどのひと手間を加えることをおすすめします。
バラバラにして冷凍したものは炊きたてご飯に混ぜるだけで解凍できるので、おにぎりを作る時に手軽に使えて便利ですよ。
古い塩昆布の使い方
古い塩昆布でも、見た目や臭いに異常がなければそのまま食べても問題ない場合がほとんどです。
でも、お弁当やおにぎりに使うのは若干気が引けたり「加熱した方が安心…」という方もいるかと思います。
そんな時はリゾットにしたり、炊き込みご飯、和風パスタ、キャベツと豚肉の塩昆布炒め、ピーマン炒めに使うなど、アレンジレシピがおすすめですよ。
まとめ
「塩昆布の賞味期限切れはいつまで食べられるのか」についてお話してきました。
未開封であれば適切な保存方法であった場合に限り、2ヶ月ほど賞味期限が切れていても食べられることが多いです。
ただし、開封後は賞味期限に関係なく1ヶ月以内に消費してしまいましょう。
どんな食べ物でも開封したら傷みが早いですからね(^-^;
また、塩昆布は旨味成分を含んでいるのでダニの発生にも注意です!
古くなった塩昆布は加熱する料理に使って、早めに食べきってしまいましょう♪