甘酒のデメリットは?酒粕甘酒は毎日飲むと危険?

甘酒

飲む点滴ともいわれる甘酒。

栄養豊富でいかにも体に良さそうですが、見逃せないデメリットもあるんです。

そこで今回は、

・甘酒のデメリット
・甘酒の種類
・甘酒の効果的な飲み方
・メリット

について詳しく解説します。

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甘酒には酒粕甘酒と米麹甘酒がある

甘酒は、大きく分けて2つの種類があります。

1つは「米麹」、もう一つは「酒粕」を原料としています。

そしてこの2つは原料だけではなく、家庭でのつくり方も異なります。

<米麹で作る甘酒>
米麹

レシピによって違いはありますが、お粥に米こうじを混ぜて、60℃ほどで約半日保温することで発酵させます。
スープジャーやヨーグルトメーカーなど保温方法も様々で、使う器具によって時間も異なります。
砂糖など甘味料を加えなくても甘い味がするのが特徴です。

<酒粕で作る甘酒>
酒粕

水分に酒粕を溶くだけで作ることが出来ます。
あまり甘味がないので、甘味料を足して飲む場合が多いです。
また、少量ですがアルコールが含まれます。
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甘酒のデメリット

「体にいい」と言われる甘酒ですが、米麹と酒粕それぞれに多少のデメリットがあります。

また、酒粕甘酒のほうが甘みを足すことが多いぶん、見逃せないリスクもあるんです。

☆米麴甘酒のデメリット

米麹甘酒

①甘酒特有の甘味

「米麹甘酒の甘味が苦手」という人もいます。

プレーンヨーグルトに混ぜると飲みやすくなります。

②麹菌の死滅

保温する温度や火入れによって、麴や酵母を破壊してしまう可能性があります。

☆酒粕甘酒のデメリット

酒粕甘酒

①太る

酒粕甘酒は砂糖を入れて飲むことも多いため、毎日のように飲むと太ります。

特に糖尿病の方は、血糖値が上がりやすいので要注意です。

妊娠中の方も、妊娠糖尿病に繋がる恐れがあります。

1日の目安は200mlまで。

食事からの摂取カロリーとバランスに気をつけましょう。

②アルコール分

微量ですがアルコールが含まれるため、車を運転する際や妊娠中・授乳中、乳幼児にはおすすめできません。

甘酒の効果的な飲み方

甘酒の飲み方

基礎代謝をアップさせたい人は、朝に飲みましょう。

腸の動きが活発化し、エネルギーが燃えやすい状態になります。

また、美肌や安眠効果が目的の場合は、夜がおすすめです。

とはいえ、寝る直前だといくら水分といっても消化しきれなかったり、エネルギー消費が少ない時間帯なので太りやすくなります。

寝る直前ではなく、1~2時間前に飲むようにしましょう。

そして、甘酒を飲む際には生姜を少し加えるのもおすすめです。

味がスッキリするだけではなく、体を温めてくれる効果があります。

冷えやすい冬は特におすすめです。

甘酒のメリット

<米麹甘酒のメリット>
◎美肌効果
ビタミンB群の他、シミやくすみの原因となるメラニンの生成を抑制する「コウジ酸」が含まれています。

◎腸内環境の改善
不溶性・水溶性両方の食物繊維だけでなくオリゴ糖も含んでいます。
腸内環境が整うことで、ダイエット効果や美肌効果も期待できます。

◎栄養補給・疲労回復
米麴甘酒には、ブドウ糖をはじめビタミン類やアミノ酸など、体に必要な栄養が十分に含まれ「飲む点滴」と呼ばれています。
栄養バランスの良さから疲労回復に効果があり、夏バテの際のエネルギー補給としてもおすすめです。

甘酒のメリット

<酒粕甘酒のメリット>

◎ダイエット
酒粕には脂質を吸着して、体外に排出する働きがある「レジスタントプロテイン」と呼ばれるたんぱく質が多く含まれています。
肥満を抑制する効果や、コレステロールを下げる働きが期待できます。

◎睡眠の質を高める
脳内物質・アデノシンA2A受容体の作用を高める「清酒酵母」が含まれるので、睡眠の質を高める効果が期待できます。

甘酒の保存方法

甘酒の風味を落とさず保存するなら、冷凍する方法がおすすめです。

保存容器に入れて冷凍しましょう。

日持ちは約1ヶ月です。

飲みたい時は前日に冷蔵庫に移して解凍するか、アイスクリーム用のスプーンで飲むぶんだけすくってレンジで1分ほど温めると美味しく飲むことが出来ますよ。

まとめ

「甘酒のデメリット」についてお話してきました。

ポイントをまとめます。

・甘酒には米麹と酒粕の2種類ある
・それぞれデメリットはあるが、特に酒粕甘酒は甘味料を入れて飲むことが多いので太りやすい
・適量は1日200mlまで
・ダイエット目的なら朝に、美肌目的なら夜に飲もう
・甘酒は冷凍保存がおすすめ


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