「オロナミンCを飲むと陣痛がくる」といった噂を耳にしたことがあります。
「なんでオロナミンC?」と思いながらも、ずっと気になっていました。
また、つわりで苦しいと「オロナミンCですっきりしたい!」っていう時もありますよね。
でも、栄養ドリンクみたいなイメージがあるので、妊娠中に飲んでもいいのかは悩みどころ。
そこで今回は「妊娠中にオロナミンCを飲む影響」について詳しく調べてみました。
同じような商品であるデカビタについてもお話しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
オロナミンCは妊娠中に飲んでも大丈夫?
オロナミンCは妊娠中に飲んでも問題なしです。
公式ホームページでも、妊娠中の摂取を控えるような注意書きは見つかりません。
でも、妊娠中は食事で気をつけなければならない成分がいくつかありますよね。
その中でも、カフェインとアルコールがオロナミンCには含まれています。
しかし、その量は他の飲み物と比較しても少なく、1本あたり
・アルコール0.91g
となっています。
カフェインはコーヒー100mlには約60mg含まれていますので、比べてみるとオロナミンCのカフェイン量は多くありませんね。
※妊娠中のカフェインは「1日200mg」が最大摂取目安量と定められています。
目安量を超えると早産や流産のリスクが増加するといわれていますが、オロナミンCを1日に10本以上飲むことはあまり現実的ではないため、カフェイン量をオーバーしてしまう心配はしなくても大丈夫です。
また、アルコールは1本に0.91g含まれていますが、アルコール1%未満の飲料は表示義務がないためラベルに記載がありません。
オロナミンCはつわりでご飯があまり食べられず栄養不足の方にもおすすめで、気持ち悪い口内をスッキリさせる効果もあります。
妊娠中でも気軽に飲みやすいですね。
オロナミンCを妊娠中に飲むと陣痛がくる?
「オロナミンCを飲んだら陣痛がきた」という有名なジンクスですが、医学的根拠はないようです。
陣痛を促進する成分がオロナミンCに入っているという証明もありません。
「オロナミンCを飲んだタイミングで陣痛がきた」という、偶然の体験談からこのようなジンクスが広まったと考えられます。
同じような噂として焼き肉を食べるといったものがありますが、こちらも根拠はなしです。
妊娠中のオロナミンCの適量は?
オロナミンCの適量は1日に1本です。
オロナミンCは糖質が1本あたり19gと多め!妊娠中は体重管理が必要とされるので、糖質が多いものは摂りすぎない方が良いでしょう。
また、オロナミンCは1本79kcalとカロリーが高いわけではありませんが「つわりで他のものが食べられない」という場合はともかく、基本的に甘いジュースからエネルギーを摂取するのはおすすめできません。
妊娠中は血糖値のコントロールが上手くできなくなることもありますので、カロリーオーバーしなくても1本だけと決めておいたほうがいいですね。
妊娠中にデカビタは飲んでも大丈夫?
妊娠中にデカビタを飲んでもこちらも問題なしです。
デカビタ1本に含まれるカフェインは10mgほどです。
オロナミンCと同様に、妊娠中に気をつける成分は少量しか含まれていないため、影響を心配する必要はありません。
ただし、糖分が28gと多いため飲み過ぎると糖分過剰となります。
瓶のデカビタなら1本の半分でやめておきましょう。
妊娠中のオロナミンCについて まとめ
妊娠中にオロナミンCを飲むことについてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・陣痛が来るというのは迷信
・糖分が多いので1日1本で我慢しよう
・デカビタも妊娠中に飲むことができる
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