お味噌汁に使う味噌。
焼きおにぎりにサッと塗ることもありますね。
でも、味噌だけをそのまま食べることは出来るのでしょうか。
栄養素は丸ごと取れそうだけど、塩分の摂り過ぎになりそうですよね…。
そこで今回は「味噌はそのまま食べられるのか」について詳しく調べてみました。
注意点もお話するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
味噌はそのまま食べられる?
お味噌汁など加熱した状態で食べることが多いせいか「そのまま食べられるの?」という方もいらっしゃるかと思いますが、味噌はそのまま食べられます。
味噌の持つ乳酸菌や酵素のちからを取り入れたいのであれば、むしろ生のほうが良いのです。
味噌をそのまま食べる効果は?
味噌は「医者いらず」と言われるほど様々な効果が期待できます。
コレステロールの抑制効果が期待できます。
✔たんぱく質
大豆に含まれるタンパク質・βコングリシニンは血液中の中性脂肪を減少させます。
✔イソフラボンやトリプシンインヒビター
胃がん、肝臓がん、乳がんの予防に効果があると言われています。
✔ビタミンEやサポニン
抗酸化作用のあるため細胞を若々しく保ちます。
✔サポニン
コレステロールの上昇を抑制する効果がありです。
✔食物繊維
味噌には水溶性・不溶性両方の食物繊維が含まれています。
腸内環境を整えることが便秘解消につながり、ダイエットにつながります。
✔コリン
肝機能を高める働きがあり、肝臓に脂肪が蓄積されるのを防いでくれます。
✔リノール酸
しみ・そばかすの原因であるメラニンの生成を抑制する働きがあるため、美白になりたい方におすすめの栄養素です。
味噌は加熱してしまうことで、乳酸菌や酵素が死滅してしまいます。
ただし、加熱しても菌は死滅しますが善玉菌のエサになり、腸内環境を整えてくれるので無駄になるわけではありません。
しかし「新鮮な乳酸菌や酵素を取り入れたい!」という場合は、生で摂るのもひとつの方法です。
味噌をそのまま食べる注意点!
何と言っても注意すべきは「塩分のとり過ぎ」です。
厚生労働省によると塩分の目安は、
・成人女性6.5g未満
となっており、WHOでは更に少ない5g未満を推奨しています。
例えば、野菜スティックに味噌を付けることは、ドレッシングやマヨネーズよりも油分がないのでヘルシーな気がしますよね。
でも、味噌の種類にもよりますが、だいたい大さじ1杯の味噌で塩分は2g前後ふくまれています。
味噌だけで大さじ3~4杯食べることはなかなか無いと思いますが、あっという間に1日の塩分量に達してしまいます。
ですから、他の食品の塩分とバランスをみながら食べるようにしましょう。
味噌をそのまま食べるレシピ
味噌をそのまま手軽に取り入れられるレシピを2つご紹介します。
「お味噌汁を作るのは面倒だけど、味噌は食事にとり入れたい!」と思った方のために、レンジも不要な超お手軽レシピです。
味噌(大さじ1)
砂糖(大さじ1)
醤油(大さじ½)
オリーブオイル(大さじ1)
にんにくチューブ(1センチ分くらい)
生のにんにくをすりおろす場合は1/2片くらい)
作り方は、上記の材料を混ぜるだけです。
サラダや野菜スティックのディップの他、蒸し鶏と和えても美味しいです。
バニラアイス(1カップ)
赤もしくは白味噌(大さじ1杯)
水(大さじ1~2杯)
味噌を水で溶いて、バニラアイスにかけるだけです。
かける量は好みによって調整してください。
くるみなどのナッツ類を砕いて混ぜても美味しいですよ。
赤味噌だけでなく、白味噌でもぜひ試して欲しいレシピです。
まとめ
「味噌はそのまま食べられるのか」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・味噌はリノール酸やイソフラボンなど色々な栄養素が含まれる
・新鮮な善玉菌や酵素を摂りいれられるのがメリット
・注意する点は「塩分の過剰摂取」
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