健康に良いとされるトマトジュース。
トマトの丸ごと感が好きで、よく飲んでいます。
ただ、飲み過ぎると体の調子が良くない感じがするんですよね…。
そこで今回は、トマトジュースを飲み過ぎる影響について詳しく調べてみました。
また、一日の適量や効果的な飲み方についても解説するので、参考になれば嬉しいです!
トマトジュース飲み過ぎの影響は?
リコピンが多く含まれ、美容やダイエットに嬉しい効果があるトマトジュースですが、飲み過ぎると以下のような影響があります。
太る
トマトジュースは200mlあたりで、エネルギーは約40kcal、糖質が約7g含まれています。
数値をみるとヘルシーで太るようには思えませんよね。
では、なぜ太るのかというと、それはむくんでしまうからです。
トマトジュースは、有塩と無塩の2タイプに分かれます。
塩が入ったタイプは、200mlあたり約0.6gの塩分が入っているんです。
成人の塩分摂取量目安は「男性7.5g未満・女性6.5g未満」となっているため、とくに女性の場合は、有塩のトマトジュースを飲み過ぎるとむくみから体重増加の恐れがあります。
トマト自体にカリウムがあるので、塩分の排出効果も期待できますが、それでも冷え性の方だとなかなかむくみが解消されません。
なので、トマトジュースで脂肪が増えてしまうことは滅多にありませんが、飲み過ぎはむくみにより太ってしまうといえるでしょう。
下痢、腹痛
トマトジュースに含まれる「カリウム」は体を冷やす効果があります。
夏の暑い時期に体を冷やすため適量を飲むのはおすすめですが、飲み過ぎてしまうと体の冷えから腸の動きが悪くなり、下痢や腹痛を起こしてしまうんです。
また、カリウムの過剰摂取は、吐き気やめまい・しびれといった症状が出る恐れがあるので注意しましょう。
他にも「食物繊維」が豊富なトマトジュース。
腸内環境を整えてくれる食物繊維ですが、こちらも摂り過ぎれば栄養素が吸収されにくくなり、下痢になってしまうのです。
トマトジュースの飲み過ぎにならない量は?効果的な飲み方を紹介
トマトジュースの適量は、1日コップ1杯(200ml程度)です。
限られた量のトマトジュースを効果的に飲む方法は、以下3つとなります。
①朝に飲む
朝という時間帯がポイントです。
カゴメの研究結果では、朝が最も効率よくリコピンを吸収することができることが明らかになりました。
リコピンとは活性酸素除去の働きがあり、美容や生活習慣病の予防に役立つものです。
②オリーブオイルも一緒に
リコピンは油分に溶けやすい性質を持っています。
オレイン酸の豊富なオリーブオイルを小さじ1ほどトマトジュースに入れることで、リコピンの吸収率がアップすると言われているんです。
③温める
トマトジュースは冷やして飲むのが一般的ですが、温めることで細胞壁が壊れてこちらもリコピンの吸収率が更に高まります。
また、冷え性の方は温めることで体がポカポカし、トマトジュースによる冷えを防ぐ効果が期待できるんです。
朝にトマトジュースを温め、オリーブオイルを垂らして飲む。
これが効果的な飲み方の答えです!
トマトジュースの嬉しいメリットについて
トマトジュースは適量を飲み続けることで、嬉しいメリットが沢山♪
◎美白・美肌・ダイエット効果
トマトジュースのリコピンには、美白・美肌・ダイエット効果が期待できます。
また、ビタミンCも多く含まれているので「肌の色調回復が促進される可能性」といった報告もあるんです。
◎生活習慣病予防
リコピンには抗酸化作用があるため、疲労や睡眠不足の解消の他に、生活習慣病の改善を促すと注目を浴びています。
色々な野菜がある中で、トマトは最もリコピンが含まれているんですよ。
まとめ
トマトジュースを飲み過ぎるデメリットについてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・適量は1日200mlまで
・「朝、トマトジュースを温めてオリーブオイルを垂らす」が最強の飲み方
・リコピンは美肌や生活習慣病の改善が期待できる
トマトジュースを飲み過ぎる悪影響はたしかにありますが、適量であれば逆にメリットが多いですね。
トマトジュースが大好きでも、1日200mlを目安に飲んだ方が結果的に良いので、じっくりと味わって飲みたいと思います。