チーズは体にいいと耳にすることがあり、腹持ちもいいので、おやつ代わりに食べる人も多いのではないでしょうか。
しかし、食べ過ぎてしまうと「体に悪影響があるのでは?」と心配になってしまいます。
実際にチーズにハマると、毎日の習慣のように食べてしまうんですよね。
そこで今回は、太る・ニキビ・頭痛といった、チーズを食べ過ぎる影響について紹介します。
チーズ好きでどうしても食べ過ぎてしまう方は、必見です。
チーズを食べ過ぎるとデメリットがある?
カルシウムやたんぱく質が豊富なチーズですが、含まれる栄養素や成分が原因で体に影響が出てしまうことがあるんです。
チーズで太る!?
チーズは高カロリーな食べ物ですから、食べ過ぎることで太ってしまいます。
100gあたり約340kcal、プロセスチーズ1枚で約61kcalです。
適量でやめれば太りませんが、チーズ好きだとつい何個も手を伸ばしてしまいますよね。
また脂質も多く、100gあたり25gです。
1日の脂質目安量が50gですから、やはり食べ過ぎには気をつけたいところです。
ニキビが出来る!?
チーズを含む乳製品は、食べ過ぎると肌荒れを引き起こします。
その原因は、チーズの元となる牛乳なんです。
牛乳には動物性たんぱく質が含まれていて、摂取することでホルモンが活発になります。
結果、皮脂が多く分泌され毛穴が詰まって、肌荒れやニキビになってしまうんです!
チーズだからというわけではなく、乳製品全般に言えることですね。
頭痛が心配!?
チーズには「チラミン」という成分が含まれています。
この成分は血管を収縮・拡張させる作用があり、摂りすぎてしまうと血圧を上昇させてしまうため、頭痛を引き起こしてしまうケースがあるんです。
たしかにチーズを食べ過ぎた時は、偏頭痛のような症状が出ます。
その他のチーズによる影響は?
チーズに含まれる脂肪分・タンパク質により皮脂の分泌が盛んになり、酸化することで体臭がきつくなることがあります。
また、動物性の食品を摂りすぎると、腸内に悪玉菌が増えて腸内環境が悪化しがち。
老廃物がうまく排出できなくなった結果、臭いの原因になると言われています。
腸内環境が悪くなると下痢や腹痛を引き起こすこともありますので、食べ過ぎには注意が必要ですね!
チーズの1日の適量は?
カロリー・脂質・塩分といった栄養面を考慮した場合の適量は、大人で60g前後です。
プロセスチーズ1枚が18gなので、約3枚半ですね。
また、子どもは25~30gが適量と言われています。
とはいえ、チーズは塩分が多いですから、子どもの場合は様子を見ながら少しづつあげましょう。
チーズを食べ過ぎた時の対処法!
食べ過ぎてしまっても、体調に変化がなければ問題ありません。
カロリーオーバーや塩分が気になる場合は、そのあとの食事で塩分の多いもの・カロリーの高いものはなるべく避けるように心がけましょう。
チーズの食べ過ぎを防ぐ、おすすめの食べ方
おやつ感覚でチーズを食べると、食べ過ぎに繋がってしまいます。
おすすめの食べ方は、サラダに混ぜる方法です。
サラダのかさ増し効果で、少量のチーズでも満足できます。
チーズを入れるだけで色合いもよく、味にコクが出て、同時に野菜も摂取できるので体にも良いですね!
チーズを選ぶ際には、キャンディーチーズやさけるチーズのような、少しづつ食べられる商品を選ぶのも食べ過ぎ防止になります。
チーズを食べ過ぎる影響!まとめ
チーズを食べ過ぎると、太る・ニキビ・頭痛といった影響がありました。
ただし、どんな食べ物でも適量を超えると悪影響が出てきますので、チーズに限ったことではありません。
食べ過ぎなければ、カルシウムやたんぱく質が豊富な食材ですから、上手くおやつや食事に取り入れていきたいものですね!