マフィンとカップケーキって、すごく似ていますよね。
お菓子作りの本を眺めていて、ふと違いが気になりました。
グーグルで画像を見ても、やっぱりどっちも似ている感じ(;・∀・)
そこで、マフィンとカップケーキの違いについて詳しく調べてみました。
同じく「ふたつの違いってなんだろう?」といまいち分からない方に、分かりやすくお話していきます。
マフィン・カップケーキとは?
マフィンは主にパンに分類されます。
一般的な材料は、小麦粉・ベーキングパウダー・バター・砂糖・卵・ 牛乳です。
作り方は簡単で、常温のバターと砂糖を良くすり交ぜて、そこに牛乳・卵を入れます。
そして、粉類を合わせて振るい入れて、さっくり全体を合わせて完成です。
マフィンのアレンジは野菜入りやナッツ入りなど、朝ごはんに食べるパンのようなものから、洋酒やチョコチップが入ったスイーツ系まで幅広くあります。
一方、カップケーキはケーキに分類されます。
大きなホールケーキではなく、カップサイズの小ぶりなケーキという見た目から”カップケーキ”という名前が付けられました。
カップケーキは、”ケーキ”なのでホイップクリームやチョコレートなどでかわいくデコレーションされることが多く、スイーツとして親しまれています。
材料や作り方もマフィンとほとんど変わりませんので、見分けるのは大変ですよね。
ですから、もっと分かりやすく2つを比べて、違いを見ていきましょう。
マフィンとカップケーキの違いは?
マフィンはパン類で、カップケーキはケーキに分類されるという大きな違いがあります。
また、カップケーキはマフィンに比べて砂糖・バターの含有量が多いこともあり、甘くてフワフワなスポンジ生地のような食感になっています。
お祝いの席やパーティーの”スイーツ”として親しまれています。
それに対して、マフィンはずっしりとした重みがあり、あまりデザートという感覚で食べることはありません。
どちらかというと、「朝食や間食に食べる」というまさに”パン”のような存在ですね。
また、カップケーキは飾りつけにカラフルなホイップやトッピングをするのに比べ、マフィンは生地自体に野菜やナッツなどが練りこまれていることが多いです。
あまりトッピングをしないという点も特徴ですね。
マドレーヌとの違い
マドレーヌといえば、貝殻のような形をしたイメージが浮かびますよね。
食感は周りはサクッと中はしっとりしています。
また、一般的なレシピではマドレーヌはオレンジピールやレモンピールが入っていて、甘さのなかに爽やかさがあるのも特長です。
マドレーヌは紅茶や抹茶などさまざまなフレーバーがありますが、カップケーキのようにホイップをつけるなどトッピングされることはほとんどありません。
また、マフィン・カップケーキと同様にバターが使われていますが、マドレーヌでは常温に置いた柔らかいバターではなく“溶かしバター”を使用するという違いがあります。
マドレーヌは焼き菓子に分類されるので、カップケーキやマフィンとは少し種類が違いますね!
パウンドケーキとの違い
パウンドケーキは、小麦粉・卵・バター・砂糖をそれぞれ1ポンドずつの配合で作られることから”パウンドケーキ”という名前が付けられています。
アレンジも様々で、ドライフルーツを入れたり、チョコやナッツを入れることもあります。
焼き上げてから1~2日ほど休ませると、バターが生地に馴染んで、しっとりして深い味わいになるため、よりおいしく食べることができます。
材料を同じ分量ずつ入れる配合なこともあり、とてもしっとりとした生地となっています。
なので、カップケーキのようなふわっとした仕上がりとは異なります。
また、パウンドケーキは、マフィンのようにベーキングパウダーを使わなくても生地を膨らませることができます。
なぜベーキングパウダーなしで膨らむのかというと、パウンドケーキに含まれるバターの性質を利用しているからです。
バターにしっかり空気を含ませることにより、生地を焼成したとき綺麗に膨らませることができるのです。
なので、膨張剤なしでもふっくらしたパウンドケーキを焼くことができる、ということですね!
一般的にパウンドケーキは、長方形の型で焼き上げて、少し寝かせてからカットして食べられます。
なので、マフィンやカップケーキ、マドレーヌのように小分けにされていないという違いもありますね。
マフィンとカップケーキについて まとめ
マフィンはパン、カップケーキはケーキということでしたね。
形は同じように思えるふたつですが、たしかにカップケーキはデコレーションがされていたり、よりスイーツっぽいわ…と思いました。
一方のマフィンはシンプルな食べ物ですよね。
これからは、スイーツを食べたい時はカップケーキ、主食としてマフィンもあり!と使い分けていきたいです。