この記事は「パウンドケーキが冷めると固くなる」お悩みを持つ方に向けて書きました。
パウンドケーキは手軽に作れるお菓子です。
材料を混ぜて焼くだけなので、とても簡単。私も「何か甘くてどっしりしたものが食べたいな」と思った時はバナナパウンドケーキをよく作ります。
でも、焼きたては柔らかいのですが、冷めると固くなっちゃうんですよね。
固くなるのは嫌だけど、当日中に全部食べることなんて出来ないし…。
なぜ固くなるのか原因を探れば、翌日もおいしく食べるのでは!と思い、調査してみました。
また、しっとりしたふんわりケーキに復活させる方法も紹介します。
パウンドケーキが冷めると固くなる原因
パウンドケーキを焼いたのに、冷めたら固い!
それはパウンドケーキを作る時、どこかで失敗してしまったのです。
失敗の原因は主に4つ。
・バターと砂糖をよく混ぜていない
・小麦粉を入れるタイミング
・生地の練り過ぎ
・焼き加減
パウンドケーキは焼く時に生地中の空気が足りないと、上手く膨らまなくなってしまって、固くなってしまうんです。
バターと砂糖を混ぜる段階では、しっかりハンドミキサーで混ぜて、空気を含ませてから卵を入れることをおすすめします。
次に、バターと卵を混ぜる時に上手く乳化できず、分離した状態で小麦粉と混ぜてしまうとベタベタした生地になってしまうこともあるんです。
また小麦粉の混ぜかたも注意!
キチンと混ぜなければと思って一生懸命混ぜてしまうと、粘りの元となるグルテンができてしまい、固い生地になってしまいます。
仕上げで焼く時も水分が飛びすぎないように、焼きすぎないようにしましょう。
焼き時間の目安は入れる材料によって違いますが、約40分を目安にすると良いですよ!
これらを気をつければ固くならず、しっとりとしたパウンドケーキが完成します。
固くなったパウンドケーキを復活させる方法
固くなってしまったからと、パウンドケーキを捨ててしまうのは、もったいないですよね。
そんな時には、しっとりとさせられるように、復活させてみましょう。
まずは、レンジで30秒程温めて下さい。
その後に砂糖と水を煮て作ったシロップや、レモン汁を足して作ったアイシングをかけます。
そしてラップで包んで置いて馴染ませましょう。
これで固くなった状態から、かなりしっとりしてくれるはずです。
大人の人にはリキュールやラム酒を代用すると、香りも良くなりますので、お好みで変えてみてくださいね!
それでも固いパウンドケーキはリメイクしよう
頑張ってみたけれど、やっぱりイマイチ美味しくないし、しっとりしてくれない!
そんな時は、パウンドケーキをリメイクしてみましょう。
例えば、うす切りにしてグラニュー糖をふりかけてオーブンで焼いたら、ラスク風になります。
他にも、卵と牛乳を使ってフレンチトースト風にする方法もおすすめですよ。
次は失敗したくない!パウンドケーキが固くならない作り方
しっとりとした、美味しいパウンドケーキを食べたいですよね。
冷めても美味しいようにするには、ひとつひとつの作業に気をつかって、丁寧に行っていきましょう。
まずはバターと砂糖を混ぜる時には、バターが白っぽくなるまで、しっかり混ぜ合わせてくださいね。
そして、卵を入れる時には、少しずつ混ぜていきましょう。
一気に入れないで、ゆっくりやるほうが乳化した状態になりやすいです。
最後に小麦粉は、ヘラで切るように混ぜ合わせてください。
混ぜ過ぎないように注意して下さいね!
そして、焼き時間も決まった時間を守って仕上がりを確認します。
よく混ぜる所と、混ぜすぎない所をしっかり覚えておきましょう。
そうすれば、冷めても固くならないパウンドケーキの完成です。
パウンドケーキが冷めると固い|まとめ
パウンドケーキが冷めて固くなってしまう原因は、作る段階にあったんですね。
簡単なお菓子だと思っていたけど、色々とコツがありました。
バターと砂糖はしっかりと混ぜるけど、小麦粉はさっくりじゃないといけないとか。
つい気になって混ぜ過ぎてしまっていたので、反省です…。
みなさんも今回紹介した情報をもとに、おいしいパウンドケーキを作ってみてくださいね。