今回はミチョの牛乳割りが分離する原因についてお伝えしていきます。
輸入食材店のみならず、スーパーやドラッグストアにも陳列されるようになったミチョ。
フレーバーが8種類もあって選びたい放題!どれを買うか迷いますよね。
私は、ザクロがお気に入りで毎日飲んでいます。
ある日、ミチョのラベルに書いてある「牛乳割り」にチャレンジしたら、見事に分離してしまいました。
・分離したら元に戻せるの?
・ミチョを牛乳割りにする効果
・おいしい「ミチョの牛乳割り」の作り方
分離すると見た目も悪く、飲む気がなくなってしまいます……
でも、3つのポイントを抑えるだけで分離せずおいしい牛乳割りができますよ。ぜひ記事をチェックしてみてくださいね。
ミチョが牛乳で分離・固まる理由とは?
ミチョの牛乳割りが分離してしまうのは、牛乳のタンパク質とミチョの酸の反応がするからです。
具体的には、牛乳のタンパク質の主成分であるカゼインが大きく関係しています。
普段は分散しているカゼインですが、酸の力が働くとくっつく性質があります。カゼインがくっつく力は、熱が加わるとさらに強力に!
一緒に牛乳の脂肪分も抱え込んで固まるので、水分と分離して塊ができるんです。
ミルクにミチョを入れると分離するのは、この仕組みのせいなんですね。
ちなみに、牛乳以外に豆乳でも起こります。残念ながら、一度分離してしまうと元に戻すことはできません。
ですが、できた塊はカッテージチーズとしておいしく食べることができます。茶こしで漉して、チーズとして活用することをおすすめします。
ミチョで牛乳が分離しない方法
ミチョの牛乳割りを分離させないためには、必ず冷たい牛乳を使い、作ったらすぐに飲むようにしましょう。
飲むまでに時間を置いてしまうと、分離が進んでしまうことがあります。
分量を守ることもポイント。ミチョのラベルには「ミチョ1:牛乳2」の割合が記載されています。ミチョ30ml、牛乳60mlくらいですね。
そして、牛乳の温度が40℃以上になると分離し始めます。
温めた牛乳で作ると、もろもろとした塊ができてしまうので避けたほうがいいでしょう。
ミチョの牛乳割り2つの効果
②果実酢が飲みやすくなる
お酢は牛乳に含まれるカルシウムの吸収を助けてくれる役割があります。牛乳だけだとカルシウム吸収率は50%ですが、お酢と合わせるだけで60%に上昇するんです。
「牛乳が苦手」という人にも、カルシウムを積極的に摂りたいという人にも試してほしい飲み方です。
また、ミチョはフルーティとはいえ、そのままだと飲みにくいですし、独特の酢の香りは目に染みますよね。
ミチョを牛乳割りにすることで、不思議と酢のきつさが感じづらくなります。
私も最初は「牛乳にお酢⁉︎」と思って敬遠していたのですが、あまりのおいしさに今では朝食のお供になっています。
まとめ
・牛乳の温度が40℃以上で分離し始めるので、冷たい牛乳で作って時間を置かずに飲もう
・分離した牛乳は戻せないので、カッテージチーズとして活用がおすすめ
・ミチョを牛乳割りにするとカルシウム吸収率がアップ
ミチョの牛乳割りは、何杯でも飲めそうなおいしさがあります。
色の濃い柘榴やいちごを使うと見た目も華やかなので、ノンアルコールカクテルとしても楽しめますよ。
冷たい牛乳で作って、まろやかな口当たりを楽しんでくださいね。