乾物であるだし昆布。
出汁を取るためにキッチンバサミでカットする時、「このまま間食用として食べられないかな」と思います。
食べられるのなら、ポリポリといいおやつになりそうですよね。
そこで今回は「だし昆布はそのまま食べられるのか」について詳しく調べてみました。
塩分や心配な点についてもお話するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
だし昆布はそのまま食べられる?
だし昆布はそのまま食べてもOKです。
おしゃぶり昆布のように味付けはされていないので、物足りなく感じる方もいるかもしれませんがその分、塩分は控えめとなっています。
しかし、そのまま食べることを想定してつくられてはいませんので、かなり固いです!
おしゃぶり昆布のようには食べられません。
また、そのまま食べる場合は汚れを落とすため、昆布の表面をキッチンペーパーを濡らして固く絞ったもので軽く拭きましょう。
そのまま食べることが出来るだし昆布ですが、固さから食べにくさを感じるかもしれないので、なるべく小さくカットしたほうが良いですね。
だし昆布を食べ過ぎるデメリット
食物繊維が豊富に含まれ体に良いだし昆布ですが、食べ過ぎは消化不良を招く恐れがあります。
また、昆布に含まれる「ヨウ素」の摂り過ぎにも気をつけたいところ。
成人に必要なヨウ素はわずかで、海藻類はもちろん調味料でも摂取することができます。
ヨウ素が過剰な状態が続くと、甲状腺機能低下症になるおそれもあるので、だし昆布をおやつとして大量に食べるのはやめましょう。
だし昆布は水出し可能?
水1.5リットルに対して、だし昆布を20g入れます。
昆布はカットしてもそのままでも、どちらでもOKです。
水出しに必要な時間は最低でも3時間、できれば1晩ほど浸けておくと良いでしょう。
昆布を水に漬けたら、冷蔵庫に入れます。
その際、におい移りを防ぐためにフタをします。フタがない場合はラップをきっちりしましょう。
麦茶などの冷水筒を1本、水だし昆布用にして冷蔵庫のポケットに置いておけばいつでも昆布だしを活用できます。
水出しした昆布出汁は冷蔵庫に保存し、3日程度で使い切るようにしてください。
使い切れなかったり出汁を切らすのが不安な場合は、出来上がったものを製氷機に入れて氷にしてジップロックなどの保存袋にストックしておくと便利です。
離乳食や介護食を作る時にも、顆粒だしのように手軽に使えますよ!
だし昆布の大量消費レシピ
だしをとった後の昆布を細切りにして、めんつゆを加えて煮るとご飯のお供にぴったりです。
生姜を入れてもピリッとしておいしいですよ。
<酢昆布>
食べやすいサイズに切って、市販のすし酢に漬けておけば酢昆布風のおやつが出来ます。
<豚汁>
豚汁の具材のひとつとしてだし昆布を入れましょう。出汁も出るので味に深みが加わります。
もちろん出汁をとる前だけでなく、とった後の昆布でも使う事が出来ますよ。
<クーブーイリチー(沖縄の定番料理・昆布炒め)>
ショウガは針ショウガに、他の材料は細切りにします。
ショウガと豚肉をごま油で炒め、塩コショウします。
豚肉の色が変わったら、昆布・しいたけ・めんつゆを加え水分がなくなるまで炒めれば完成です。
まとめ
「だし昆布はそのまま食べられるのか」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・ただし、固いので注意
・食べ過ぎると消化不良やヨウ素の摂り過ぎの可能性
・だし昆布は水出しできる
・佃煮、酢昆布、豚汁などで大量消費しよう
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